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2009年11月10日
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テーマ:徒然日記(23329)
引越屋さんをたのむのは初めてだった。

過去に家族で引っ越した際には、
なにかと父が車で運んで終わらせていたし、
初めて一人暮らしを始めたときは、
ハイエース1台に全財産が入ってしまったし、
友人に手伝ってもらって事足りた。
なので、引越屋さんについては、未経験分野だった。

とはいえ、数年前に身内の引越を手伝った折に、
引越屋さんとのやりとりを見ていたので、
なんとなく
雰囲気と値ごろ感はわかっているつもりだった。

引越屋さんといえば、金額勝負である。
相見積もりを取るのがいいだろうと、
ネットで数社に見積依頼できるサービスを利用したところ、
さっそく電話がかかってきた。

どこの業者も、
どうやら荷物が多そうなので、
実際に見に来て見積もりをしたいとのこと。
合計7社にアポをとったのだが、
次々に営業マンが来るのかと思うと、
ちょっと大変な気もした。

まぁ、そこは気合いだ。
やりこなそう、と鼻息を荒くしていると
さっそく1件目の引越業者がやってきた。



若くて爽やかな雰囲気の好青年であった。
ざっくりと部屋の中を見回して、
見積もりを書き始めた。

「このくらいですね」
提示された金額は、
思っていたよりもだいぶ高額だった。

私なりにだいたいこのくらいで決めたいと
思う金額が心にあったので、
かけはなれた金額を出されて、
この会社はないなぁ~、と思いながら
「けっこういきますね」などとケチをつけると、

「やはり高いですか?」ときた。
私が他の業者さんにも
見積もりを取ってもらう予定だとわかると、
「今ここでウチに決めてくれるなら、この値段でやります」
ときた。

そこに提示された値段は、私の心づもりと
ほぼピッタリの金額であった。

つまり、最初の見積金額から大幅に下げたのだ。

(下げ過ぎじゃね?)
と思ったが、もともとの提示が高すぎだったのかも。

(そういう作戦なのか)
さすが営業、やることがあざとい、
などと感心していると、
営業マンのさらなる攻勢が…。

「そのかわり」
彼は言った。

「他の業者さんを全部断ってください」

(え~?相見積もりしようと思ったのに)

「他社さんと見積もりを比べてから連絡をいただいても、
この金額までの値下げはしません。
これは今決めていただくことが条件の金額です」
ときた。

(ひぇ~~~~~~!なにそれ~~!強気~~)

7社に見積もりを出してもらうつもりで、
びっしりアポ入れてたのに、1社目で決断を迫られている。
どうするべきか迷っていると、私の迷いを察したのか、
他社よりも、いかに自分の会社が優れているかを語り出した。
というか、他社がいかにダメかを語り出した。

「●●●と▲▲▲は、スタッフの質が悪いし仕事が荒い、
時間に遅れてくるし、一日に2回まわすから、とにかく雑。
×××は、引越だけじゃなくて宅配もしてるから、
引越についてはなかなか値下げしてくれませんよ、
■■■は、老舗で丁寧な仕事をするけど
スタッフの年齢層が高いからスピーディーさに欠けますよ、
時間かかってしょーがないですよ」

(すげ~~~)

なかなか面白い興味深いトークであった。
業界大手のプライドを感じさせる語りであった。
見積もりだけで競争させたら、彼がけなしてる会社の方が
確実に安い値段を出してくるのは、目に見えている。
こちらが10と言えば9を出し、8といえば7を出して、
なんとかして仕事を取ろうとするのだ。
だからこそ、相見積もりを取って価格勝負させて
引越料金の負担を軽くしようというのが、
消費者の魂胆なのだが、
そんなことは100も承知の営業マンは、こう言った。

「もう、うんざりなんですよ、
相見積もりで価格競争させられるのには、
つきあいたくないんです」

なるほど。

迷ってる間に、次の業者が見積もりにやってきた。
今、どうするか非常に考え中なので、
ドアの外で待ってもらった。

ずっと待たせるわけにもいかないから、
ここでどうするか決めなくちゃ!

おそらく、他者の見積も似たようなものになるだろう。
結果、落ち着く金額というものが、
おそらく営業マンの提示している金額になる
可能性が極めて高い。
今、ここで決めてしまえば、
他の業者とのわずらわしいやりとりもゼロになるから、
その方がいいかもな。

というわけで、1社目で決定。
外で待ってる他者の営業さんには、
どう対応したものか、などと思案していると、
「なんなら私が断ってきます」
というのでお願いした。

(いーのかなぁ、そんなことしてもらって)
と思ったけど、
「こんなことは日常茶飯事ですよ」と言われた。
しかも、断りついでに名刺交換までしていた。
引越業者同士もなんだかスリリングな関係ですね。

そんなわけで、心変わりをしないようにという
呪縛の意味もあるのだろうが、
その日にダンボール箱をどっさり置いて、
引越屋さんは帰っていった。

スリリングだった。
のんべんだらりとした日常に、
激しくスパイシーな出来事だった。

その後、友人がやはり引越す事になったので、
私が使った引越業者さんをオススメした。
友人は、相見積もりを取るから、オススメの業者さんは、
2件目に来てもらう事にすると言っていた。

1件目で値ごろ感を得て、2件目で決めようという
心づもりなのだろう、なかなか上手いやり方だ。

ところが、友人は1件目に来た業者さんに決めてしまった。
話をきくと、やっぱり同じように
「今この場で決めてくれたらこんだけ値引きする」
と言われてきめちゃったそう。

どうやら、引越業界では「即決値引き」というのが
あるらしく、どこもやり方は同じみたいだ。
てことは、最初に見積もりに来た業者に分があるな。
いかに最初に呼ばれるか、これにかかってるっぽい。

引越屋さんを利用する側も、
ここにお願いしたいな、と思ってる会社を
一番に呼ぶべきだね。

いろいろ勉強になった。








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最終更新日  2009年11月10日 20時36分55秒
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