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雨というのも手伝って一日ただただぼーっとしている。 ぼーっとしながら考えるのは、私が呉にくる前の生活。 大学時代に自転車のツーリング部に入ったところから、私のアウトドア魂に火がついたのだけれど、そこでは本当に多くの人に出会った。 自転車から、山へとだんだんと私のキャパシティも広がっていって、いろんなレースに参加する機会も増えて、限界のわからなかった私はただただがむしゃらに走ったり、登ったりしていた。 そういう気持ちでいると、まわりにいつの間にか強者が集まりだしていく。 でも、ある時から私は自分がやっていることのリスクを感じるようになった。 クライミングを始めたのは私が23才の頃だったが、心身ともに絶好調で危ないことが大好きだった私は筋肉痛に大喜びながら誘われるたびに登っていた。 しかし、室内ジムから自然壁へとフィールドを移したときに初めて心の底から恐怖感を感じた。 そんな中、25才のときに知人が山で亡くなった。 いつかは誰もが死ぬということは当たり前だけど、好きでやっていることで死んでいく。 今、自分と山との付き合い方は随分変わったと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月10日 17時29分21秒
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