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2006年04月16日
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映画を観てきました。
『ホテル ルワンダ』。
この映画、東京では結構話題になってたりして、私もテレビで見て気になってたのですが、先週末より広島でも公開されました。
いつもはまず並ぶことはない映画館なのに、今日は大入り!
相当前評判が伝わっているんですね。

1994年という比較的新しい歴史的事実を映画化したものですが、簡単にいってしまったら“現代版 シンドラーのリスト”。
ルワンダで、フツ族とツチ族の民族紛争が始まり、主人公のホテルの支配人(フツ族)はツチ族である妻と子供たちを守るために、そしてホテルに逃げ込んできた1000人あまりの人々を助けようとします。
国連軍も撤退してしまうような事態となって、もうほんとに絶望的な状況ながらも、彼はあきらめずにホテルマンとしての役割、父親としての役割、そして何より一人の良心を持つ人間としての役割を果たそうとするのです。

私自身としては、こういうテーマの作品には虐殺シーンが必ずあるものだし、(実際目をそらしたくなる場面もたくさんあったのだけれど)観終わった後にズドーンと落ち込むことが多いのですが、この作品に関してはなぜかそれほど落ちなかったのです。

なんでかな、と思うとやっぱりラストが希望を含んだものであったり、感動的だったというのもあるのでしょうが、映画の中の随所に人間の良心がちらほらと現れているからのように思います。
主人公自身の働きも素晴らしいのだけれど、同じく戦った国連軍や、赤十字の女性、カメラマンなど皆、それぞれの良心をしっかりと持っていて、だけどもっと大きなものには抗えずにジタバタしていたりする。

結局、一人ひとりは無力なんだと思わせるのですが、同時にこの映画を観ている自分自身の中に良心みたいなものが生まれたのが何よりもすごいなと思ったのです。
この映画を観て、ちょっとでも良心がうずく人が増えていくのかなと。
遠く離れた一見平和な国に住む(その実怪しくなってきましたが)自分でも、たくさんの良心の一部ならば何かできるのかもしれないと。

目をそらしたくなる事実がたくさんあるのですが、それでも今日の映画は知りたいという気持ちを応援してくれるような、少し勇気をもらったようなそんな気分になる作品でした。

 






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最終更新日  2006年04月17日 00時19分45秒
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