テーマ:愛犬のいる生活(76908)
カテゴリ:アレ
今日犬の混合ワクチンを受けに獣医さんに行って来た。
ヂツは1年に1回受けなきゃならないんだが、ワクチンって一生に一回だと思ってた・・・アブナイアブナイ アレックスが昨年5月6日にうちにやってきた。もう1年経ったんだ。感慨・・・ちょうどいいから、アレとの出会いを書いておこうと思う。ていうか、昨年の5月頃って日記をすっぽり2ヶ月間ほどサボってたから書く機会を逃したんだよね。 きっかけはペット可のマンションに引っ越したこと。犬を飼いたかったから最初からペット可のマンションしか探してなかったんだけど、気に入ったところが幸運にも見つかって引っ越した。 引っ越す前からネットで犬情報はよく見てた。3年ほど前に、親に子犬をプレゼントしたときにネットでブリーダーを探していたら、偶然里親募集のページに行き着いた。世の中には、行き場のなくなった犬がたくさんたくさんたーーーーっくさんいることを知った。だから、自分が飼うならば、そういう犬をもらおうと思ってた。 とはいえ、マンションにはペットの大きさの規定があるから雑種でどれだけ大きくなるかわからない子犬はだめだし、吠える犬だと周りに迷惑だし、夫は犬を飼うのが初めてということもあって性格的に難しそうな犬は躊躇していたし、なかなか二人の意見が合う犬は見つからなかった。引っ越して1ヶ月目、いつものように私のページのトップにバナーを貼ってある「わんこといっしょ」の中の「PAK(保健所の犬・猫を救う会)」の里親募集を見ていると、次の記述が目に留まった。 「キャバリア、オス、2才 白地に茶色。キャバリアの中では小さい方です。幼い顔立ちの可愛い子です。良い環境で飼われていた様に見えませんが、けなげに人を信じ疑いません。性格は飼い易い子ですがトイレトレーニングが必要です。留守がちでないご家庭を望みます。」 キャバリアは前から飼いたいと思っていたし、もう2才の成犬で「小さい方」ならマンションでも飼える! 深夜で夫はもう寝ていたので、朝見てもらおうとテーブルに置き手紙をして(私は朝一緒に起きません)、会社に行く前に了解を取ってすぐさま連絡した。この電話嫌いの私が(受話器を持つと恐怖で(?)汗が出てくる)がんばって電話した。 PAKの方は、「すでに何人か申し込みがあって選ばなきゃならないんだけど、一人は電話の応対がイマイチだったし(笑)、こちらの言うことを素直に聞いて実行してくれるような人に渡したい」っていうお話で、喜ばしいことにとりあえずは気に入ってもらえた・・・フー、汗だくになりながら電話した甲斐があった・・。その後、相性やアレルギーの問題もあるからまず一度見に行くことになり、預かってくれていた神奈川のとある獣医さんのところまで会いに行った。 この子なんです、とクレート(ペット用の柵つきのケース)から出された犬は、とってもちっちゃくて、病院のスタッフと私たちに尻尾をフルスロットルで振って愛嬌をふりまき、「かわいい~~」としゃがんだ私に飛びついてきた。そのとき体重は4kg後半。いっくらなんでも痩せている。お腹から足にかけて、白いはずの毛はオシッコなどで真っ茶色に焼けてしまっていて、獣医さんに全体的に毛を刈ってもらっていたので尻尾も細~くなんだか子犬みたい。でも人に構ってもらえて大興奮なその姿は、「人を信じ疑いません」と言われた通りだった。 ちょっとお散歩に行ってみますか?と言われて外に出ると、ヒモをピンピンに引っ張り右にダーッ左にダーッ右にダーッを繰り返す。あまりお散歩にも連れてってもらっていなかったような感じ。お散歩慣れしていない。でも、痩せっぽちの割に超元気。 お散歩を終え、お見合いは終了。では、と帰ろうとすると、その犬は「えっ!?帰っちゃうの・・・・・」という悲しそ~な顔でこっちを見つめていた。。 駅への道すがら、夫と意見が一致した。あの犬にしよう。 そしてうちにやってきたのがアレックス。 2才とは思えない子犬のような小ささだし、足はホネホネ、毛も汚れている。でも人に触れていたがり、どこにでも後を追ってきて、とっても可愛い。そしてまったくと言っていいほど吠えない。声帯除去されているのかと思ったくらい。トイレのしつけがなっていないかも、と言われていたけれど、いきなりトイレにできた。他の部屋からもトイレまで戻って用を足し、こちらを驚かせた極めつけのいい子ちゃんだった。 何でこんなにいい子が保健所なんかに・・と思った。色々事情はあるだろうが、こんなにいい子ならすぐに里親が見つかるだろうに。保健所によって違うかもしれないけど、迷い犬などは1週間、飼い主が持ち込んだペットは翌日殺処分されるそうだ。この犬は性格もよかったからだろう、生き延びた。犬徳? PAKの人の言葉は本当に重い。「この犬を選び、保健所から出したがために、ほかの10匹の犬は保健所から出ることができませんでした。この犬は1匹ではなく他の10匹の犬の命をも背負っているのです。」と。本当なら、そんなに保健所にいることがおかしいのだけど。私は割とてきとーな飼い主で至らないところはいっぱいあるけれど、せめて10匹分の愛情は傾けたいと思った。 そして1周年。 こんなに顔が長くなりました。 ・・・ウソデスこっち。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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