カテゴリ:アレ
夕方、犬の散歩に出たら、狭い歩道で立ち話をしている人たちがいた。パピヨン1匹、ちっちゃい子二人を連れた夫婦が、たぶん遊びに来たおうちから帰るところだったんだろう、玄関先まで送りに来ていた人たちと話をしていた。
うちの犬は、犬や猫を見かけたらまずご挨拶に行きたがるので、私は相手の犬の様子を見ながら大丈夫そうだったらゆっくりと近づくようにしている。 そのときは狭い歩道に人がいっぱいだったので、車道を通ろうかと思ったけど、うちの犬がパピヨンを見て大喜びだったので、ま、歩道を通らせてもらうか、とそのまま近づいていった。パピヨンも喜んでにおいを嗅ぎあってくれたので、そのお母さんと会話をしていたら、2、3歳くらいの小さな男の子が「ちっちゃーい!」と言いながらうちの犬の方に寄ってきた。 実際のところ、君のうちのパピヨンより大きいよ(笑)? と思いながら、犬2匹のヒモがからまらないよう犬の方に気を配っていると、いきなりその子がガバッと背中に覆い被さるようにうちの犬のお腹を抱こうとした。 うちの犬は元来子供が苦手なところに、突然ガバッとやられたもんだからびっくりして、手を振りきって逃げた。そしたら、その子は追いかけてきてまたガバッ。うちの犬は怖がってびしゃっと水たまりに座り込んでしまった。ぐえ。 ご両親は、たぶんうちの子は犬に慣れてるから大丈夫、と思っていたのだろう、何も言わず、ただ見ているだけだった。 私は、こりゃだめだ、と思って「あぶないよ~」と言いながら速攻二人で逃げた。 あんな小さい子が抱っこしたところで、片手でお尻を支えて犬に負担がかからないような抱き方ができるわけないし、犬のお腹をベアハッグ(プロレスの技)してぶらーんと縦にぶら下げるだけだろう。逃げるが勝ちだ。 たくさんの子供が動物と一緒に育ち、動物好きに育ってくれるのは大歓迎!子供が犬の方に嬉しそうに寄ってくるのは、私としても嬉しいものだ。 でも、親御さんに一言言いたいのは、飼い犬とよその犬は違う、ということを教えてほしいのです。すべての犬が、すべての人間にフレンドリーというわけではない。心に傷を持つ犬も多い。うちの犬のように子供が苦手な犬もいるし、犬にも「恐怖」という感情があるのです。臆病な犬が、いきなり捕まえられそうになって自分を守るために歯を立てたら、、、いつでも悪いのは犬になってしまうのです。 犬が人間を咬むことをよしとしているわけではないし、私の方も小さい子供を見たらもっと警戒しなきゃならないことがわかった。 同様に、小さい子を持つ親御さんは、よその犬にはもっと注意して近づくように教えてほしい。うちの子は犬に慣れてるから大丈夫、じゃなくて、よその犬の方は子供に慣れているとは限らないのだから、大きな声を出したりいきなり触ったりして脅かさないような、動物の扱い方を教えてあげてほしい。そしてよその犬に子供が近づいていくときは、目を離さないで横にいてあげてください。躾をするのは飼い主の責任。でも、動物に「絶対」ってない。人間もそうだけど。。。 飼い犬や飼い猫と人間社会って色々抵触することも多いから、犬や猫との上手なつきあいを考えなきゃならない。 私も一つ、学習した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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