テーマ:今日の出来事(291763)
カテゴリ:フード
ご存じですか?「冬虫夏草」。
古来中国では漢方の薬剤として使われ、宮廷でも珍重された貴重な品です。 「冬虫夏草」という名は、「花鳥風月」のような雅さえ感じます。 ・ ・ ・ ・ 冬虫夏草:土中の昆虫・蜘蛛などに寄生して、その体から子実体を生ずる菌類。冬は虫であるものが、初夏頃から寄生菌が発芽して棒状その他の茎を出すので名づける。寄生の菌類は真正子嚢菌、または不完全菌類のクモタケなど。古来中国では、蛾類の幼虫に菌の寄生したものを乾燥して薬用に供し、これを冬虫夏草と称した。(広辞苑第三版より) きゃ~~~っ 冬に、菌糸が蛾の幼虫の体内に侵入してその養分を吸いなが成長、虫はそのまま死んじゃうんだって。そんでもって夏になると虫の頭から芽が~っ芽が~っ・・(しばし脳死) だから虫からキノコが生えた形なの~っ ひぃ・・・((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル これを人間に置き換えると、かなり怖いです。 温かい羊水に静かに浮かぶ胎児。 時折、とくん、とくん、というくぐもった音に混じり高く低く流れるような心地よい音がどこからか聞こえてくる。。 ずっとここに漂っていたいような・・ その音に導かれて体の赴くままに任せたいような・・・ でも今は。 この思いやりに満ちた液体の中で、 暫く眠っていよう・・ 彼は知らない。 彼の中に、一粒の菌が、寄生したことを。 菌は。 「理由」や「意志」などというものとは一切無関係な、自然の法則という冷静なる残酷さで足音も立てず、ただ静かに胎児を少しずつ少しずつ蝕んでいく。 菌糸が徐々に胎児の体に満ちていく。 そして頭部に達し、胎児が菌にとっての役目を終えた、そのとき。 鎌首を、もたげる。 そして、、、、、 およそ感情と無関係なその貪欲さで、ただ種を存続させるために、成長した「それ」は次の世代のためにまた、宿主を求めて菌をばらまくのだ。 あなたの後ろに、それは静かに迫っているかもしれない。。 画像は本文と一切関係ありません(笑)。 Tom Arma←上のような赤ちゃんの写真では右に出るものはいない写真家です。とにかくかわいい。。好きだな~。 頭花君はさくらももこの「コジコジ」のキャラ(このサイトは公式ではありません)。「コジコジ」おもしろい・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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