養母三口

小学生になってから、親同伴じゃなく1人で勝手に遊びに行くのが楽しいユータ。
（私が出不精なもんで、なかなか連れて行かなかったもので・・・）
毎日学校から帰ると「ママ、遊びに行っていい？」と。

昨日も「ママ、遊びに行っていい？」と聞くので、
・時間になったら帰ってくること、
・場所を移動する時（例：公園→別の公園）は必ず連絡すること、
・お他所の家に行かないこと（日曜日にお他所の家に上がり込んでいたことが発覚）
などをユータに言ってから送り出しました。

3時過ぎにピンポーンと。
出るとユータのクラスメイト。
「あの、今お母さんが出かけちゃってて。だからあがってもいいですか？」と。
てっきりユータも一緒にいるもんだと思ってドアを開けると、子供が二人。

「ユータ君と一緒に遊んでいたんだけど、ユータ君いなくなっちゃったし、
家に帰ってもお母さんいないし、だからここで待っててもいいですか？」と。
日曜日にユータが（私に内緒で）上がり込んだお家の子でもあったので、
「どうぞ」と上げました。
それから30分ぐらいしてユータも帰ってきたので3人で5時まで遊ばせ、
5時になったので帰しました。

これがイケナかったようです。

今日も学校から帰ってくるとすぐ、「ねぇママ、今日、家で遊んじゃダメ？」と言うので、
「今日はダメよ。雨降りそうだから学童館（児童館）で遊んでおいで」と言うと、
「（ちょっと離れた）第3公園に行ってくる」と言って出かけていきました。

そして20分後。
ピンポーン

「ママ、家で遊んじゃダメ？」と。
「女の子もいるんだよ」と。
あ～ぁ、子供ネットワークで『この家は、家の中で遊べる家』って認定されたな。
「お部屋が汚いからダメなのよ。今日はお外で遊びなさいね～」言って断りました。
インターホン越しにユータ「ダメだって。じゃぁさぁ、第1公園に行こう」なんて言った声が
聞こえたので、もう来ないかと思っていました。

しかし甘かった。

また15分後。
ピンポーン
出てみると、昨日上がり込んだ子供Ｋ君。
「あの～、ユータ君がいないんですけど～」とＫ君。
「あれ？一緒に遊んでたんじゃないの？」と聞くと、
「そうなんだけど・・・。だから上がって待っててもいい？」と。
断る！
「ごめんね。今日、お部屋が汚いからダメなの。ユータは公園で遊ぶって言っていたから、
公園じゃないのかな？」と聞くと、
「公園はいなかったんだよねぇ」とＫ君。
「じゃぁ、学童館（児童館）は？」というと、
「学童館は面白くないんだよねぇ。だから（家に）上げて」と。

「学童館にいるかもしれないから探してみれば？ごめんねぇ」と言って
無理やり話を終わらせて切っちゃいました。

そしてしばらくすると、
ピンポーン
しかも、下の集合インターフォンじゃなくて、家の玄関前のインターフォンから。
ぞぞぞってしました。
どうやって入り込んだんだ。

「はい」と出ると、
「あのぉ～、Ｋですけどぉ～。ユータ君いないんだよねぇ。
だからここでユータ君待ってたいんだけどぉ」と。
何なのよ、ホント。
家帰れ！
「おばちゃんもユータがどこにいるかわからないのよ。ごめんねぇ～。
第1公園も学童館もいないとなると、もしかしたら（ちょっと遠い）第3公園じゃないかな？」
というと、
「えぇ～、だって第3公園は遠いんだもん。行ったら夜になっちゃうよ。
だからここでユータ君待ってちゃダメ～」とＫ君。

もう君は一体何なんだ。
上がりこもうと必死だけど、無理だって。

「ごめんねぇ。今日はダメなのよ～。ユータ探してみてね。ごめんねぇ～」とガチャ切り。

そしてその後、ユータから「ママ、学童館に行ってくる」と連絡が来たので、
「Ｋ君が探していたよ。どこに行っていたの？」と聞くと、
「（ちょっと遠い）第3公園だよ」とユータ。
「じゃ、Ｋ君がまた来たら学童館に行っているって行っておくね」と私。

そして、しばらくすると、また来ましたよＫ君。
またしても玄関まで来てインターフォン押してくれましたよ。
ホント、困る。
下の集合インターフォン鳴らしてくれ。

「あのぉ～Ｋですけど、ユータ君」と言ったところで、
「あっ、ユータ、学童館に行くってさっき言いに来たから。学童館行っておいで。
ユータもいるから」と言うと、
「わかりましたぁ～」と言って行ってしまいました。

ホント、コレさっきの話です。
もう子供を家には上げません。
懲りました。

子供学習能力恐るべし。