養母三口

結局何回インターフォンが鳴ったかわからなかった一日でした。
それにしても小学校1年生ってこんなもん？

5時になっても家に戻ってこないユータ。
5時にはマコの保育園のお迎えです。
第1公園を見回してもユータの姿がないので、
学童館に行って中を見回してもユータの姿がありません。
急いで第3公園に行ってもユータの姿がないのですが、もしかして戻っているかと思い、
また家に戻ろうと戻っている最中、
第1公園でカコの姿を発見したので、
「カコ、家に戻ってて。ママ、マコのお迎えに行ってくるから」と言うと、
そこのユータの姿が。
ホッとしましたが、怒りが沸々わいていきました。
「ユータ、何時になったら戻りなさいってママ言ったかしら？
ママね、ユータが帰ってこないから心配して第1公園に第3公園に学童館まで行ったんだよ」と。

とにかく5時過ぎていたので、ユータとカコに家に戻るように言って、
マコのお迎えに行きました。
おかげでマコのお迎えは遅刻。

マコを連れて帰って、子供たちにおやつを出した後、
ユータに「ちゃんと時間に帰ってこなくちゃダメじゃない。
それにK君がユータがいないって何度も来たよ」と軽く注意。
（なぜなら、この時点ではK君とはぐれたぐらいしか思ってなかったので）

さて、しばらくしてから何気なく携帯を見るとメールが入ってました。

『ユータ君が遊びに来ています』
『ユータ君、30分ほど遊んだ後帰りました。またゆっくり遊びに来てね』

ナニ～！！

メールの着信時間を見ると、3時ごろ。
相手は同じ幼稚園だったY君ママから。

なので、慌てて『今、メール見ました。ユータがお邪魔してスミマセン』とメール。
すると、すぐに『ううん、ユータ君2時半ぐらいから30分ぐらい遊んで帰ったよ』と。
てっきりK君と遊んでいたと思っていたら、違うお家に。
しかも、他所のお家の中にあがっちゃいけないと言っていたのに・・・。
もしかして（Y君と初対面である）K君も一緒に連れて行った？
『大人数で押しかけたりしませんでしたか？』と返信すると、
『ううん、1人で来たよ。今度ゆっくり遊びに来てね』と。

ん？
1人？
じゃ、K君は？
ユータがいないって何度も来たK君は？

なので、ユータに
「ねぇ、今日K君が何度もユータを探しに来たけど、どこ行っていたの？」と聞くと、
「えっと、第3公園とぉ～、第1公園とぉ～、学童館」とユータ。
幼稚園の時一緒だった子の名前が出てこない。
「ねぇ、Y君ママから『ユータ君が遊びに来てます』って連絡があったんだけど、行った？」
と聞くと、
「行ってないよ」とユータ。
それはホント動じずに。
「ホントに？だってY君ママがウソつくとは思えないんだけど？」と聞いても、
「うん、行ってないよ」とユータ。
「じゃぁ、Y君ママに『今日、ユータはY君のお家に行ってない』って言っているって
言ってもいいの？」と聞いても、
「いいよ」とユータ。

ここで、引っ叩く。
もうウソ、本当にしれっとウソをついた。
許せない。

「いいかげん、本当のことを言いなさい！Y君の家にあそびに行ったでしょう」と言うと、
「行ってない」とユータ。
また引っ叩く。

「ちゃんと言いなさい。出ないと叩くよ（叩いているけど）」と言うと、
「行った」とユータ。
「家に上がったんでしょう」というと、
「あがってない」とユータ。
「じゃぁどこで遊んだのよ」と聞くと、
「玄関の外」とユータ。
玄関の外だから、家に上がってないのか・・・叩いて悪かったかな～と思っていたら、
どうも話を聞いているとおかしい。
玄関の外で遊んでいるには滞在時間が長い。

「玄関の外なんてウソでしょう」というと、
次に「玄関の中で遊んでた」とユータ。
玄関って靴があるから、そこで遊ぶなんて無理。
それに玄関だけで済ますようなY君ママじゃない。
絶対上がってる！←確信、母をナメるな！

ユータが上がってないと言い張るので、ここはそこでとどめて、
次、遊ぶ場所を変える時には連絡を入れる約束になっていたのに入れなかったことについて。
やっぱり遊ぶルールが出来てなかったら遊ばせられない。
小さくてもルールはきちんと守らせないといけないと私は思ってる。

そして、ここで驚くべき真実が・・・。
ユータはK君と遊んでいたのですが、つまらなかった面白くなかったからと
勝手に行方をくらましてY君の家に行っていたのでした。
それじゃぁ、K君心配になって探しにくるよね～。
（まぁ、「上がらせて」は困るけどさ）

ウソはつく。
遊びに行く時のルールは守らない。
時間通りに帰ってこない。
なので、当分遊びに行くのを禁止としました。
泣き喚くユータ。

「どうして約束を守らなかったのか言いなさい」と言ったのですが、
泣き喚くだけのユータ。
なので、子供部屋に連れて行って、
「どうして約束を守らないのか言えるようになったら出てきなさい」と言ってドアを閉めました。

しばらくすると、「ごめんなさ」と言いに来たユータ。
謝って欲しいわけではありません。
「別にママは『ごめんなさい』が聞きたいわけじゃないの。
ママ、こっちに来るときはどうしなさいって言ったっけ？戻りなさい」というと、
またしても泣き喚くユータ。

リビングに居座るので、子供部屋に連れて行きました。
しばらくすると静かになったので寝入ってしまったようでした。

ご飯が出来たのでカコとマコに呼びに行かせるとやはり寝ていたようです。
ご飯とお風呂を済ませてから話を聞くとユータに伝えました。

そして夜、話を聞くと、
K君と遊ぶのがつまらなかったから、黙って学童館か公園を出てY君のところへ行ったそうです。
なので、
「黙って出て行ってしまったら心配するからやめなさいと。
逆の立場で、遊んでいた友達が突然いなくなったら心配しない？」と聞くと、
「心配する、探す」と答えていたのでわかってくれたかな～と思います。

それからウソはついてはいけないと。
ユータのことを信じてあげられなくなってしまうということを伝えました。
そしてやっぱりY君の家に上がったことを話してくれました。

まぁとにかく当分の間自宅謹慎です。
家にいればいるで
「お腹すいた。アイス食べていい？お菓子食べていい？テレビみていい？ゲームしていい？」
とひっきりなしにまとわりつくのでウザいんだけどね。

友達と仲良く遊ぶお出かけルール。
早く身に着けて欲しいもんです。