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2人の恋は5年目を迎えていた。
楽しいこと、ツラいこと、反省すること、ムッとすること、、、 様々な感情を君に向けていたが、今日ほど真剣に君への想いを ぶつけたことはなかったと思う。 いつも意固地な君が、あれほど素直に喜んでくれたことは なかったかもしれないね(笑) そしてあの喜びの涙はボクの一生の宝物だよ。 11月30日 この日は2人が恋人同士になって5回目の記念日。 彼はこの日が来ることをずっと待っていた。 今日こそプロポーズするぞと意気込みながら。 デートは2人の思い出の場所『ディズニーシー』 でも…緊張が先行している彼のぎこちない行動を 不思議そうに覗く彼女。 そもそも今日のデートプランをなにも聞かされていない 彼女は久しぶりのデートを余すことなく楽しんでいる。 日も暮れた頃、彼が次の場所へと彼女を促す。 「お腹減ってきたね? レストラン予約したから行こう!」 <えっ!? うん…> 2人はディズニーシーをあとにシェラトン東京ベイへと向かう。 着いた先は、12Fのフレンチレストラン『ザ・サミット』 彼は、この日・この時間をずっと祈っていた。 それはディズニーランドから上がる花火を2人で眺めるためだ! リザーブの時間は花火の上がる10分前、あとはその日花火が 上がるかは天候や風速に任せるしかない。 ザ・サミットでグラスを交わすと共に花火が打ち上がった。 「キレイだね?」 <うん!> 祝福の神が前祝をいてくれているかのように綺麗な花火が2人の 目の前を輝かせる。 美味しい食事も終盤を迎え、デザートを食べ終わる頃、彼の携帯に 一本の電話が、、、「あっはい、はい、、、ゴメン、仕事の電話だ。」 「ちょっと席をを外すね。」 <うん…> 急きょ席を外した彼。テーブルで待つ彼女。 少し寂しそうに待つ彼女のとろにウエイターが訪れた。 《○○様よりお届けものです。》 <…??> 席を外している彼から彼女宛てに届け物だという、その中身は、、、 『5th Anniversary』と描かれたケーキ 『5年目の記念日に』と書かれた手紙 意固地な彼女が直接彼から手紙を渡して「今読んでみて」と言ったところで 読んでもらえないだろうという彼の配慮から彼はわざと席を外していたのだ。 そして読み終わった頃、彼が席へと戻ってくる。 「これからもヨロシクね!」と笑みを浮かべて気持ちを伝える彼。 <うん。>と喜びをハニカミながらうなずく彼女。 そこへ、また訪れるウエイター。 《新しいキャンドルに取り替えますね。》 彼女は最初に思っていた。新しく着たキャンドルは他のテーブルと同じものだが、 始めから置いてあるキャンドルはなぜは私たちの席にしか置いていなかったことに。 そして、今まで置いてあったキャンドルは2人の目の前へと移動され、ウエイターは 去って行った。 この時を待っていた・・・と彼は決意をきめ、キャンドルの上層部を持ち上げた。 持ち上げたキャンドルの下から彼の想いがたくさん詰まった指輪が彼女に微笑みかける。 「結婚しよう!」 彼女の溢れ出す涙が、彼の待ち望んでいた返事になった。 永遠に残す幸せの言葉…詠-chikai-プロポーズ http://www.chikai-wedding.com/pp/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 8, 2007 01:21:04 AM
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