カテゴリ:金融投資関連FP
みずほ証券の損がは最大1200億円にものぼるとの計算もあります。
投資家がどう反応するか。それにしても、これで影響を受けた個人投資家も多数いることでしょう。 投資ブームに一石を投じる? 8日の東京株式市場で、東京証券取引所の新興企業向け市場マザーズに同日上場した総合人材サービス業ジェイコムの株式に対し、みずほ証券が誤って大量の売り注文を出し、巨額の損失を出した可能性が出ている。 この影響で、同日の日経平均株価(225種)が300円以上、急落するなど市場が大混乱した。 東証などによると、みずほ証券は、同日午前の取引開始直後、ジェイコム株の売買注文の入力を誤り、1株61万円で1株の売り注文を出そうとしたが、実際には、1株1円で61万株の売り注文を出してしまった。 誤発注の影響で、ジェイコムの株価は乱高下した。初値は67万2000円だったが、その後急落し、値幅制限の下限(ストップ安)にあたる57万2000円まで値を下げた。その後、買い戻され、今度は、値幅制限の上限(ストップ高)にあたる77万2000円まで上昇し、取引を終えた。 この日の取引終了後、みずほ証券が誤って発注したことを発表した。相当数の株式が投資家に買われたと見られるが、みずほ証券が売買契約を履行するためには、市場から買い戻すなどして、用意しなければならない。 しかし、ジェイコムの発行済み株式総数は1万4500株しかなく、同社株を買った投資家すべてに株券が行き渡らない。その場合、「みずほ証券が投資家に対し、株券の代わりに現金を供与することなどが考えられ、数百億円規模の資金が必要になる」(準大手証券)との見方も出ている。 この日の市場では、誤発注への不安が広がり、証券会社や大手金融グループの株式を中心に売られ、株価は全面安となった。 日経平均株価(225種)は前日比301円30銭安の1万5183円36銭と、12月1日以来1週間ぶりの低水準まで値を下げて取引を終えた。下げ幅は今年3番目の大きさだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.08 23:53:38
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