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第一生命の三大疾病特約に大量の不払いがあることがテレビや新聞で多く取上げられていますが、
報道の仕方が不十分なので、消費者が誤解する可能性があります。 不払いがあったことはマイナスイメージですが、聞いている側は『またか』という感じで少しマヒしてきています。それほどのマイナスイメージは無いのではないでしょうか。 むしろ、三大疾病特約を第一生命が扱っていて、不払い問題さえなければ、三大疾病になったら簡単に保険金が支払われるいい特約を販売しているように受け取れます。今回はたまたま不払いになっただけで。 実はこの問題の特約「シールド特約」は三大疾病の場合だけではなく、死亡時や高度障害の時にも保険金が支払われるの特約です。 報道ではこの点が抜けています。 第一生命の三大疾病特約は、心筋梗塞、脳卒中に関しては60日以上の障害状態が継続しないと支払われません。非常に支払要件が厳しいのです。 ガンに関しては診断のみなので、支払要件はゆるいですし、死亡も疑いようの無い事実ですから、支払要件に該当します。 真実はおそらく、第一生命の三大疾病特約の不払いの保険金の中身はこの死亡保険金とガン診断保険金がほとんどを占めていると思われます。心筋梗塞、脳卒中に関して生存している方の場合支払要件に該当したかたはわずかです。 それなのに、第一生命は心筋梗塞、脳卒中でも簡単に多額の保険金を受け取れる特約を扱っているように誤解しかねない報道内容となっています。 以下記事抜粋 大手生命保険会社の医療特約付き保険で保険金不払いが発覚した問題で、第一生命保険のがんや脳卒中、心筋梗塞(こうそく)の三大疾病特約に大量の不払いがあることが16日、明らかになった。 保険金の不払い件数は2006年12月時点で1800件(約50億円分)あり、このうち約300件の契約については、すでに計6億9000万円の保険金を追加して支払ったとしている。ただ、今後の調査で不払い件数は最終的に5000件程度まで拡大し、不払い総額は150億円規模に達する可能性もある。 不払いが判明したのは、三大疾病にかかった場合に保険金が支払われる「シールド特約」で、三大疾病が原因で入院した場合、通常の入院・手術給付金に加え、病気療養中の生活保障などの目的で100万~2000万円が支払われる商品だ。日本人に多い病気で手厚い保障を受けられるため、主契約となる死亡保障保険に加えて加入できる特約の中でも人気商品となっており、06年3月末の契約件数は約350万件に上る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.16 21:48:41
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