8日の日記
昨日、ラジオであるハウスメーカー(工務店?)の社員募集のCMがありました。
『売れて売れて困っています。営業、現場監督を緊急募集しています。』
とのこと。
売れて売れて困っているのなら、営業がなぜそんなに必要なのでしょう?
可能性としては、CMにつられてやってくる見込み客を管理する営業担当者が足りなくて、成約までもっていけないケース。
つまり売れているわけではなく、完全に売れるまでいかせるために営業の人が必要ということで、売れて売れて困っているのではなく、正確には売れそうだけど売れないので営業を募集ということでしょう。
まあ、営業の募集はともかく、ひっかかるのは現場監督を募集していること。
現場監督は手抜き工事や工事ミスがないかを現場でしっかり監督する人。
大工の管理能力やきちんとした工事ができる技術が必要です。
さて、そんな現場監督で優秀な方はこういうハウスメーカーに就職するでしょうか?
優秀な現場監督であれば仕事はたくさんあるでしょうから、そんなところに就職するわけがありません。
つまり、そこに就職するのはどこからかクビになった力の無い現場監督。ただの飾りで置くための現場監督です。
そんな現場監督が自分の家の監督をしていたらどう思いますか?
自ら自分のところはロクな現場監督無しであなたの家を建てますよと公言しているようなもの。
それでもそんなところで家を建てようとする方は、現場監督の重要性を理解されていない。
日本の消費者はマダマダ家に関する知識が足りないのかなと思います。