気楽にまじめにあるがまま　わがままＦＰ上ちゃんの日記

こんばんは。
ファイナンシャルプランナー上ちゃんです。

日本振興銀行が破たんして数日経ちました。

私には関係ないといいたいところですが、木村剛氏のことを考えると、全く関係ないとは言い切れないのです。
木村剛氏の本は何冊か読んでいましたし、ＦＰフェアで講演をされた時には喜んで聞きに行きました。考え方には共感できるところがありましたし、良い考え方の部分はこれからも活かしたいと思います。
でも、結局木村剛氏は経済犯罪に手を染めるようなことをしたのかと考えると、なんだか複雑な気分です。


山口県や福岡県の地方都市の市街地を走っていると時々「日本振興銀行」の看板を見かけたので、結構全国各地にあったのだということが分かります。
ということは、木村剛氏のことを信じて、融資を受けた人も、ペイオフの額を超えて預金をした人も全国各地にいるのでしょう。私もそのような人たちと似ている部分があるのかもしれません。

ファイナンシャルプランナーとして、今回のことで何を伝えるべきかといわれると、実はすごく悩みます。一つだけハッキリしているのは「本質を知る」ということです。誰がよいとか誰が悪いというのではなく、事実を知る・調べるということです。

ペイオフが初めて発動されたことで、預金についてはどのような保護がされ、保護されない部分に対して個人や会社がいくら損失をこうむるのか。銀行はいつまで営業を継続するのか。他の中小企業の事業資金の融資に影響が出るのか。

ただただ冷静に見ていきたいと思います。