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6月6日水曜、バチカンのサンピエトロ広場で一般謁見のためローマ法王ベネディクト16世はオープン型ローマ法王専用車に乗っていました。そのとき、ドイツ人の男がローマ法王に飛び乗ろうとしました。その数秒後、その男は警備員に引き下ろされ、地面に押さえつけられました。
ローマ法王には怪我はなく、そのことに気付いている様子もありません。後ろも振り向きませんでした。 少なくとも8人の警備員がゆっくり動くローマ法王専用車に配備されていました。 バチカンのスポークスマンによるとその男は27歳ドイツ人で精神不安定の兆候があるので、病院で精神面の治療を受けます。 男はピンクのTシャツ、黒っぽい短パン、ベージュの野球帽、サングラスという装いをしていました。 (アメリカの)9月11日事件以来、バチカンではローマ法王がサンピエトロ広場で披露する場合厳重な警備を行ってきました。 訪問者全員が広場に入る前に警官によって金属探知機などでチェックを受けます。 サンピエトロ広場ではローマ法王はオープン型ローマ法王専用車を使用します。 それ以外の場所では防弾ガラス入りのローマ法王専用車を使用します。 ローマ法王はスイスの警備隊、バチカンの警官、イタリアの警官、合同で警備されています。 水曜日はスイスの警備隊長がローマ法王専用車片側を警備し、反対側をローマ法王のパーソナル警備員が警備していました。 その他にも何人から警備員がローマ法王専用車の後方を警備していました。 35000人の人々が木製のバリケードの外でローマ法王を謁見していました。 過去に最も深刻だった事件は1981年5月13日にヨハ・パウロ2世がサンピエトロ広場でトルコ人の男性に撃たれ事件です。 (AP) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月08日 00時25分39秒
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