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スペイン北部の町でカトリック聖体節の不可思議な祭りが行われました。悪魔の化身となった男性が赤ちゃんを将来の悪いものから清めるというものです。
6月10日日曜、スペイン北部の小さな町でこの祭りは行われました。 スペインのどこでも聖体節を祭りの衣装を着て行列聖歌と神秘的な音楽で祝いますがここ、ブルゴス県にある小さな町(カスティーリャ・ドゥ・ムーシア?)ではその他に神秘的なものが加わります。 悪魔に扮した男性が赤ちゃんの上を飛ぶことによって赤ちゃんに付く全ての悪いものを上を飛んで行く悪魔が一緒に持っていってくれると信じられています。この町の赤ちゃんはスペイン語でコラチョといわれる悪魔に清められます。 ムチとこん棒を持った2人のコラチョは地元の町から選出されます。コラチョは若くて、粗野な地元の男性でなくてはなりません。 この2人は教団の太鼓と共にムチを持って人々を追い掛け回します。そして、この祭りの見せ場は赤ちゃんの上を飛ぶところです。赤ちゃんはマットレスの上に寝かされています。 この祭りは1620年にはじまり、最も重要なことはどの赤ちゃん1人にも、ぶつかったり、怪我させてはいけないということです。基本的に赤ちゃんはここ最近生まれた赤ちゃんに限られています。 その後、教区の司祭は上を飛ばれた赤ちゃんに神聖な聖体顕示台で恵みをたれます。 スペインはこの祭りを国家の文化的重要物としています。 (ロイター) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月12日 21時29分21秒
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