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カテゴリ:病院
先日朝日新聞で、「社会不安障害」(SAD)が、とりあげられていた。以前からある「対人恐怖症」と重なるところも多いらしい。SADは80年代米国の精神疾患マニュアルなどで紹介され、知られるようになったという。SSRIという薬物による治療効果も報告されているらしい。
その「社会不安障害」の種類なのだが、 スピーチ恐怖、震顫恐怖、人前で緊張、視線恐怖、排便・排尿恐怖、電話恐怖、赤面恐怖、発汗恐怖、会食恐怖、腹鳴恐怖などだという。 これに対して「対人恐怖症」の典型は、自己臭恐怖や自己視線恐怖なのだそうだ。 これを読んで、私なんかものごころついたときから、対人恐怖症で、思春期からは社会不安障害も加わったのではないかしらと、思えてくる。 自分の性格だと思って暮らしてきたけれど、そして物を書くことに向かわせる動機にもなっていると考えていたのだけれど、病気だととらえるとなると、これはまた面白い事になるかもしれない。 薬物療法と心理療法の併用で、改善が期待されるということである。 はあ~、神経伝達物質や脳の研究が進むと、人の性格も規格化されるかもしれない、なんて考えてしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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