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昨日のこと。
娘が車をキューブからノートに買い換えたので、初乗り試運転に同乗して、津久井湖方面にドライブしていました。 るんるん気分だったのですが、そのうち頭上の空が鉛色の雲におおわれているのに気がつきました。「雨になりそうだね」と話していた矢先、突然、車の天井に石でも落ちてきたような音がして、「なんだ?今のは!」 それからはフロントガラスに、雨粒とも氷ともわからぬものが吹き付けてきて、道路上はガラスの破片が飛び散ったよう、車はスリップの危険模様。 「これは雹だ!」 せまい車内に雹の降り響き渡る大音響。 「ああ、新車が…屋根に穴があいたかも、凹んだかも…、どうすりゃいいのよ!」 娘はハンドルを必死で握りつつ、パニック状態。 私も五十七年生きてきて、こんなひょうに屋外で遭遇したのは始めての経験でした。幸い6~7分で雹から雨に変わって、そのうち空も明るくなってきたのですが、歩道には雹に打たれて落ちた街路樹の葉や小枝が散乱していました。 車をそのまま走らせていると、消防自動車や救急車も行きかって騒然としています。そのうちに、近づいてきた交差点の付近で呆然としました。マンションの上から落ちたらしい植木鉢がぐしゃ。非常ベルらしき音が鳴り続けています。信号機はくの字に曲がっていて、警備員が誘導しています。投げ倒された看板や木やらも散乱していて何があったのかわからぬ状態でした。 これは、「竜巻が起こったのではないか」と言いつつ、家のことも心配になりそこから引き返したのですが、どうも局所的に被害が出ていたようでした。 カーラジオをつけると、やはり異常気象が報告されていましたが、六本木ヒルズあたりでは虹がかかったとか。「僕は虹のたもとを始めて見ました。今、虹のたもとは麻布壱番館あたりです!」などとアナウンサーが興奮気味に話しておりました。 家のほうは雨だけだったようで、何事もありませんでしたが、夜のニュースでは、雹の他に突風が吹いて、家屋に被害や怪我人もでたということでした。 私達も15分くらいはやく、その交差点付近にいたら巻き込まれていたかも知れません。幸い屋根に傷も凹みもなく、新車は輝かしいデビューをかざりました。やれやれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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