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カテゴリ:隣の部屋
先週の日曜日放送の『情熱大陸』でフィリピンの小さな村で働く助産師さん、
富田江里子(39才)さんが取り上げられていました。 この番組のことは、友人のお嬢さんである看護学生さんから教えてもらいました。 調べたらブログもお持ちなので「フィリピン、貧しい母子のためのクリニック」 または富田江里子さんで、ぜひ検索してみてください。 自然にそった待つお産を広められていて、とりあげた赤ちゃんは159人にのぼるそうです。 ここで撮影されたお産のシーンが、まったくあっけらかんと撮影されていて、姉御肌でさばさばしたお人柄が魅力的でした。 私の目がもっとも引き付けられたのは、胎盤を手に持って、「これがへその緒、この袋の中に赤ちゃんが入っているのよ」とそれはそれは自然体で説明されていた、その手つきのさわやかさでした。 初めて胞衣(えな)というものを見て、感動しました。 日本では後産などはケガレやタブーのイメージがあったのに、光の下でどうどうとテレビカメラに撮影されて放映されたことに、時代の変化を感じました。 それはまた大学病院で出産した私の、学生たちの教材となっていたのではないかという、暗いわだかまりを吹き飛ばしてくれる、始原の出産の姿でもありました。 遠いフィリピンで二人のお嬢さんを育てながら、ご夫婦で活動しているこのような方もいらっしゃることを、教えてくれた看護学生のSちゃん、ありがとう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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