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カテゴリ:断片
▼ 午前中、雷鳴・雷鼓、稲妻、雨。
▼ 雨に咲く花似合う花 ▽ホタルブクロ・蛍袋 bell-flower 油粕を施肥したためか、今年は紫の濃い花も咲く。 ▽カラー・阿蘭陀海芋(おらんだかいう) calla ▽ハナショウブ・花菖蒲 ▽コエビソウ・ベロペロネ beloperone ▽トキワツユクサ ▽シチダンカ・七段花 ▽ジュウヤク・十薬・ドクダミ ▼午後、雨止む。 ▽朝日新聞で夏目漱石の倫敦滞在中の日記が取り上げられていたのに思いついて、家にあるはずの昭和3年発行の『漱石全集』を探すが本棚に埋もれていて見えない。ふと見ると十八巻の書簡集だけが眼前にあった。 この全集は、義母がお嫁入りのとき持ってきたものだと聞いている。 布でふきふき何十年間開かれたことのないであろう、古書を紐解く。 パラパラめくっていると、倫敦留学中に出された、かの悪妻の誉れ高い鏡子夫人宛の手紙がたくさん収録されていて、これがホントに面白くてツボにはまって声を立てて笑ってしまった。 古書の埃を浴びて痒くなる顔に耐え、振り仮名も解説もない旧仮名遣いをあてずっぽうを駆使して読んでも可笑しく楽しい。 筑摩書房の現代文学大系『夏目漱石』に収録されている年表や解説を読むと、鏡子夫人のヒステリーに悩まされたとか、漱石の神経衰弱とか深刻そうで、笑ってしまったのは不謹慎かも知れないが、私には真剣に深い情を持っているからこその、二人の関係だったのではないかと思われる。 午後は鏡子夫人dayであった。 お陰で社会不安障害は起こらず過ごせた。 ▼昨日はなんだか立派なことを書いてしまったが、それ以上に意外なことは、 禁煙生活6ヶ月に入ったことであろう。 それとテレビ体操に加えて、雑誌を見ながら自分で出来る、頭・首・手足・顔のマッサージ体操を習得すべく練習を始めた。 亜急性甲状腺炎を患って2年近く無意識のうちに首をすくめていたらしく、首や肩が固まってしまっていたので、このマッサージ体操は続けたい。 ▼只今、中くらいの強さで雨音。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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