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2007.07.07
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ここからは画像が取り込めていないので、後日気に入ったものがあれば編集してアップしたいと思います。

▼ベルサイユ宮殿

庭園も入り口程度は歩くことが出来ました。
宮殿内はやはり混雑していました。
イヤホンガイドが混線するほどのなか、約2時間ガイドさんについて鏡の間など有名どころを回りました。

ルーブルもそうですが、とうてい短時間の観光では消化不良な思いが残ることはわかっていました。
どこもそうなのですが、ネットで検索しても仕切れない広大さです。
改めて写真の記録性の大切さを感じます。


▼オプショナルツアーで、フォンテーヌ・ブローとバルビゾン半日観光

フォンテーヌ・ブロー宮殿観光にベルサイユ以上の残念感が残るのは、ガイドさんの説明が下手だったこと。日本にも住んでいたことのある知日家のフランス男性で、面白くていい方なのは分かるのですが、この宮殿に関してはあまり詳しくなかったようでした。

なので事前に調べて行かなかったことが、大変悔やまれました。
フォンテーヌ・ブロー宮殿はベルサイユ宮殿よりこじんまりしていますが、歴代の王侯貴族の跡を残して興味深かったです。
ガイドさんもその歴史を短時間で説明するのが、難しかったのかも知れません。

バルビゾンでは、フランソワ・ミレーの生家を訪問。
ミレーのひ孫さんの女性画家がいらして、絵も売られていました。
「晩鐘」の下絵や複製も展示されていました。


▼今回のような36名の団体旅行では、レストランでは他のお客さんの邪魔にならないように、席がここからここまでと、区切られています。
ホテルのバイキング形式ですらそうでした。

それはけっこう窮屈なことですが、この旅行で初対面の人たちが穏やかに気遣いしながら会話を交わし、決められたメニューの食事をとるわけです。

団体旅行では迷惑そうに避けられたり、好奇の眼で眺められたりすることも多いです。

パリのレストランで私達がゾロゾロと2階に上がっていくのを、入り口付近でストローをくわえながら談笑していた若い男女のカップルが見ていました。
その若い女の子は連れの子に、「恥ずかしい」と、ほんとに恥ずかしそうにささやきました。
日本からの留学生なのでしょうか。
私は「キミキミ、それは少し違うんじゃない?」と思いながら、彼女を見つめていました。

確かに今回の旅行コースは日本からの観光客であふれていました。
いたるところに日本語に訳された案内書やお土産品がありました。
外国語のできない初心者である私にとっては、オドロキと同時に助けでもあります。
このように日本人用に整備(笑)された観光コースが出来上がっていることは、そしてそれに乗って観光することは、果たして恥ずかしいことなのでしょうか。

それとも素朴ないでたちが恥ずかしいのでしょうか。
と書きつつ、毎日毎日分刻みで訪れるであろう日本人観光客を受け入れる業界の方達はまた、別の思惑や感慨を持っているのではないかと、思われますが。

その「恥ずかしい」とささやいた日本の女の子は、認識の仕方が遅れているのではないだろうか、というのが旅行に参加してみての感想でした。








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Last updated  2007.07.24 11:58:30
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