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カテゴリ:ドイツ・スイス・フランス
●オルセー美術館
日本人にはなじみ深い印象派の絵や、教科書で習った絵、美術系の番組で取り上げられた絵が数多く展示されています。一日ゆっくり館内でくつろぎながら、好きに見て回れる雰囲気のよさを感じました。 ▼マネの「草上の昼食」「小さな台上の牡丹の入った花瓶」 モネの「ひなげし」 ドガを再認識 ホイッスラーの「母の肖像」 セザンヌの「水浴する男たち」 ゴッホの「自画像」 クリムトの「樹下の薔薇」 ガレの最期の作品--手首が泉(海?)から出ているようなガラス作品 タイトルを忘れてます などが心に残りました。 そして何ともキャッ!と驚いた ギュスターブ・クールベの「世界の起源」 日本語版のガイドブックによると “この作品は、歴代の所有者達にこの生々しい感じの無名の作品を秘蔵したいと思わせるほど問題となっていた。この絵はアングルの『トルコ風呂』を持っていたパリ在住のトルコ人外交官がクールベの風景画の後ろに隠してしばらく所有した後、一時行方不明になった。やがてハンガリーの画家が購入したが、結局、彼もこれを著名な心理学者ジャック・ラカンに売却することになる。ラカンは、暗示的な手法で同じ主題を取り上げたアンドレ・マッソンの画板の後ろにこの絵を隠し持っていた。” いやあー、インパクトのある絵でした。 1866年の作品ということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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