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カテゴリ:day-to-day
地元の新装オープンした文学館から手紙を頂き、昔の拙詩集を寄贈してきた。
10~20年前になる出版当時は、恥ずかしくてとてもこのようなことは考えられなかったのだが、60歳になって心臓にも毛が生えたらしい。 と、開き直りたいところなのだけれど、詩集のことを考えると未だに体がこわばってきてしまうので、安定剤を飲んでから出かけた。 詩にまつわる思い出は、未だ整理のつかない苦しさを孕んでいる。 ブログを始めたのは、そのリハビリのためでもあった。 今こうしたことを書き続けていけるのも、ネットの恩恵だと思う。 世界の広さは、私を呪縛していた固定観念について気づかせてくれたし、既成概念をやすやすと飛び越えていく人たちにも、勇気付けられた。 私にとって過去の遺品のような詩集ですが、読んでみたい方がいらっしゃいましたら、献呈させていただきます。『紅い凧』は在庫が無くなりましたが、『撹拌日記』はまだ50冊ほど残っているので、貰っていただけるとありがたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.20 16:30:00
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