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カテゴリ:聴講
竹田青嗣氏による、フッサールの「現象学の理念」を読む講座全5回に、通っていました。
全回満席の大盛会、その熱気に圧倒され続け、聴講生との双方向性を重視した授業にも仰天。 初回は、このまま帰ろうかしら、と思ったほど場違いなところへ迷い込んだ気持ちでした。 でも欠席することなく終了。 家で予習しようとしても、1ページ読むのに1週間くらいかかりました。 まず言葉が理解できない。 竹田氏の「はじめての現象学」は非常に興味深く読んだのに、それがフッサールの難解な哲学用語と結びついてくれない。 終盤になってはじめてなんとなく、これはこういうことか、と納得できたかな? という状態でした。 またそれを理解できたとしても、実践することは更に大きい労苦を伴うと思われます。 すでに何もかも手遅れかもしれません。 でも引きこもっていた穴蔵からの始まりだ、と思うことにしています。 少しでもモノを書く、という行為をしていると、現象学という学問は知らなくても 似たような構造を知っている、と感じることもありました。 また、私はやはり私の受けた自然科学の教育に傾いているし、それに親しい、ということも感じました。 読書計画をまた続行しなくては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.17 15:04:25
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