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日本の不幸な歴史。
神風特攻隊 国から死を強制された。逃げ場なんて無い。 家に逃げ帰る訳には行かない。 人間爆弾となって死ぬしかなかった。 それが名誉とされた。 そんな中、生き残ってしまった特攻隊員の悲劇。 「命拾いした」でいいじゃないか。 しかし、生き恥をさらす。自責の念に駆られる毎日。 板津さんは生涯を費やして遺族を探し回った。 その為に仕事も辞めた。退職金も費やした。 そして知覧の地に知覧特攻平和会館を作った。 名も無き偉人だと思う。 しかし、偉業の達成の一方、犠牲にしたものもある。 妻や子供、家族との普通の生活。 父がいない家族旅行の写真が、それを物語る。 よく離婚しなかったなぁと思う。 この奥さんも板津さんに負けないくらいに名も無き偉人だと思う。 仕事を辞めた後に、小遣いを増やしてあげたというから、「この夫にして、この妻あり」 大した方です。 動画の中の妻子のある指導教官がなぜ、特攻に向かったか? 「自分が許せなかった」 その一言が全てを物語る。 板津さんもその思いだったのだろう。 世界の色んな悲惨な状況を知るにつけ、日本に生まれて良かったと実感することが多いが、この時代にだけは生まれなくて良かったと思う。 もし、この時代に生まれていたら国家に死ぬことを強要されたに違いない。 板津さんは人生の最終章に妻に感謝の言葉を伝えた。 「久子がいなければ出来なかった」 そして、初めて言った言葉 「生きていて本当によかった」 初めにキムタクのストーリーを入れたのは、今自分たちが生きている時代はこんなに平和だということを感じ取ってもらえればと思ってのこと。 →動画で見る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年01月21日 19時33分14秒
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