カテゴリ:たわごと
時々ここで書いている、3人の”魂をかきむしられたヴォーカリスト”。
一人目は、大阪在住のT・K氏。 まさに、炎の男一匹、ロック野郎! オリジナルの、ちょっと大阪フレーヴァがする”まったりロック”をしている。 最近では、伝説の「春一番」にも参戦され、さらに貫禄が出てきた偉人である。 二人目はZさん。 大学の後輩のご縁で参加させてもらってるソウルバンド”サウス・バウンド・プレーヤーズ”のヴォーカル。 本業は整体の先生だが、なんともいえない雰囲気と、黒人音楽へのリスペクトは、黒人以上(笑)。 最近”バンド活動を始めた”、これまた稀有なる存在である。 三人目は大学の先輩のご縁で唄を聴かせてもらった、関西系プログレバンドやジャズユニットで、プログレッシヴロックからスタンダードジャズ、はたまた昭和歌謡まで唄う、マルチヴォーカリスト、Hちゃん。 様々な歌唱を聴くと「同一人物??」とも思えるほどのバリーエーション。 でも、決して埋没することなどない。 ジャンル・キャラクター・世代・性別・生い立ち(知りませんが・・・)がまったく違う3人のヴォーカリストには、ただ一つ共通する点がある。 T・K氏が、鬼籍に入られたご尊父に想いを馳せて、唄うとき。 Z氏が、A.グリーンが憑依したように♪A Change Is Gonna Comeを唄うとき。 H嬢が♪What A Difference A Day Madeを唄うとき。 3人とも目を閉じて、動かない。 ただ、唄っているだけ。 それでも小生は、すーっと、吸い寄せられてしまう。 ■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■ 法然院という京都の古刹では、菩薩に見立てた25の散華(季節の花)を阿弥陀仏の前に飾り、極楽浄土を表現する典礼をつづけているとう。 担当の僧侶は、それこそ毎日毎日何十年もの間、花と向き合っている。 そんな彼が言う。 「花はただ、咲いているだけ」 花はただ咲いているだけ、いいヴォーカリストはただ唄っているだけ、で人を惹きつける。 そんなヴォーカリストを探してください、ね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.21 00:47:19
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