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テーマ:防犯(382)
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またまたご無沙汰してしまいました。
水をかけるようなことを言うかも知れませんが、防犯団体が全国的に急激にふえているようです。それは、とても良いことだと思います。実際に、犯罪が減っている地域も少なくないようです。でも、そこに落とし穴はないのでしょうか? 最初に断っておきますが、防犯団体が増えることによる犯罪抑止力(防犯効果)は、大きいと思います。 こわいのは、犯罪者に出くわしたときです。防犯団体(見回り)の方が、腕に自信のある方ばかりなら大丈夫かも知れませんが、そうじゃなかったらどうなるのでしょうか?犯罪者(窃盗犯など)は、素直に捕まってくれるでしょうか?相手は、必死に暴れたりして抵抗するかも知れません。 実は、防犯の問題点は、見回りなどをして犯罪者が犯罪を行いにくくすること、ではないと私は考えています。これは、対処療法というもので、根っこの問題解決になっていないのではないでしょうか?治安が悪いから、みんなで地域を守ろう!ということは、もの凄く素晴らしいことだと、本気で私は思っています。でも、この地域が安全になったとしても、犯罪者は他の地域で犯罪を犯してしまうかもしれません。 ここで、犯罪者はなぜ罪を犯すのでしょうか? イライラして・・・、何となく・・・という犯罪者は別問題として、生活(お金)に困っていたとか、将来が不安でついとか、安易に犯罪とは知らずにお金儲け(低年齢の万引き、詐欺ほう助など)をしてしまったとか、こういう犯罪は、もしかしたら地域である程度は防げないのでしょうか? 窓ガラス理論もよいのですが、地域コミュニティーでの教育も、大事なことかも知れません。 理屈ばかりかも知れませんが、安易な方向性は危険性もあると思い、私なりに意見を書きました。反対意見も少なくないと思います。でも、まず何よりも、自分自身の家の中を、可能な限り安全にし、将来の安心(収入など)を手に入れていくことが第一歩な気がします。そして、地域の防犯へ取り組んでもよいと思います。 無理は、不自然な行為ですから長続きしません。また、もし将来、犯罪者を見回り中に取り押さえるようなことが頻繁に起これば、暴力に対して暴力で応えるようなものですから、さらに治安は悪化しかねないと思うのです。 まずは、身の回りから。そして、地域に貢献・・・。 あなたは、どう思われるでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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