日刊フリースタイル　編集部

ドバイ・マリーナ地区は近代的な建物が集まっており、こちらの地区も夜景を楽しめる街並みになっています。そんな夜景を船上から楽しめるのがダウ船クルーズです。

ダウ船とは、古代にインド洋やアラビア海で活躍した木造帆船のこと。ドバイの観光用のダウ船は厳密には古代のダウ船とはいろいろと特徴が異なるのですが、その雰囲気の一端を感じながら、夜景とディナーを楽しむツアーが行われています。

ダウ船クルーズはいろいろなツアー会社が行っていますが、私はBooking.comとクーポンが提携していたRayna Toursという会社のツアーを利用しました。値段は240AED(約7,200円)です。

Rayne Toursが便利な点は予約オフィスがドバイの各地にある点です。そして、それぞれの場所でピックアップして、マリーナ地区まで車で送迎してくれます。

私はマリーナ地区からは離れたWorld Trade Centre駅近くのIBISに宿泊していましたが、ここまで車が迎えに来てくれました。


▲予約オフィスでは、英語がわからない自分のためにGoogle翻訳を駆使して丁寧にツアーについて教えてくれました(笑)

■いざ乗船！

ホテルでピックアップしてもらい、道中で他の参加客もピックアップしながらマリーナ地区へ移動。マリーナ近くで下車し、徒歩で船に向かいます。



船には1階席と2階席がありますが、1階は室内で、2階席は屋根はありますが壁がありません。2階席のほうが人気で先に埋まります。

食事は決められた席でとりますが、1階・2階は自由に出入りできます。

2階のメリットは写真撮影に向いている点。1階はすべての席に窓がついており、窓越しに撮影をしようとしても、窓に映る屋内照明が映り込み、きれいに撮影しづらい。その点、2階は自分の席に座りながら撮影も楽しめます(1階席の人も2階のデッキなどで撮影できます)。

1階のメリットは屋内なので涼しい点でしょうか。2階は風がありますが、そもそもの気温が高いので風が生温かい。快適に過ごすという意味では1階も悪くありません。

食事はビュッフェ形式。7,200円のディナーツアーなので、手の込んだ料理は少なめ。パスタとかカレーとか、よくわからない炊き込みご飯とか、山盛りのから揚げとか、量重視なメニューが多め。味は悪くありませんが、コース料理が出てくるような豪華なツアーではありませんのでその点は誤解のなきよう。

■感想と注意点

7,200円という値段を考えると、内容は悪くないと思います。

通常、このツアーは恋人や家族で参加するようですが、桜木は独り身で特攻(笑) そのおかげで6人掛けのテーブルをひとり占めできました！(ありがたみはない。笑)。

でも、ひとりでもゆったりと時間を過ごせますし、ひとりでレストランで食事をするのと比べると、楽しく食事ができたと思いますし、よい思い出になりました。





途中、ダウ船名物の謎のダンスショーもあり、それもクルーズディナーを盛り上げてくれます（？）。



最後に注意点。Rayna Toursのダウ船クルーズの乗船時間は21:00-22:30(90分)ですが、送迎を含めると拘束時間が長めです。

私の場合はWorld Trade Centreでのピックアップでしたが、19:30にホテルに集合、ホテルに帰ってきたのは23:30ごろでした。意外とピックアップ時間が早いので、他のツアーや予定と組み合わせる時には時間の余裕を持たせることが必要です。

（取材：桜木悟史）

　←「参考になった！」という方はクリックお願いします^^

★「ドバイ旅行記」一覧
Ｌドバイ旅行の前準備（両替など）
Ｌメトロの切符の買い方、切符の種類
Ｌドバイ市街散歩
Ｌグランドスークデイラ&ゴールドスーク
Ｌ世界一の高層ビル ブルジュハリファ
Ｌドバイモール（水族館・噴水ショー）
Ｌパーム・ジュメイラ(人工島リゾート)
Ｌイスラム教について
Ｌドバイ国際空港・第1ターミナルの手荷物預かり所

★ドバイワールドカップ関連
Ｌメイダン競馬場の観戦ガイド (別サイトへ移動します)

ガイドブックには載らない 魅惑のドバイ ？旅行術 周辺アラブ諸国も安心して楽しめる達人の知恵47 ガイドブックには載らない [ 茂野みどり ]