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カテゴリ:日常生活
昨日、妻の友人の母親が入院している病院にお見舞いに行ってきました。
ガンで半年以上前から入退院を繰り返していたのですが、 先月は自宅で静養されていて元気そうでした。 しかし、昨日お見舞いに行ったときは意識もなく、呼吸も苦しそうで、 ベッドの脇にはAED(自動体外式除細動器)が置かれていました。 病院のロビーには娘、娘婿、孫などが疲れた顔で座っていました。 全員が病室に入れないので、交代でお母さんに付き添っていたのです。 印象的だったのは10歳位のお孫さんが病室の外からず~っとおばあちゃんの姿を見ていたこと。 どんな気持ちで見ていたのでしょう。 私は祖父母の葬式には出たことはありますが、臨終に立ち会ったことはありません。 痛みで苦しんだり、声も出ないほど弱ってしまった状態の肉親は見たことがないのです。 70歳代の、そのお母さんの人生はどんなものだったのか? 6人の子供をもうけましたが、その内3人は病気で亡くしました。 そのお母さん、昨晩亡くなられたそうです。 人間の死は100%避けられませんから、 私もいつかは自分の両親を見送らなければなりません。 今、60歳代ですが、まだしばらくは大丈夫だろうと。 でも、「しばらく」ってどのくらいかな? 心の準備はしておかないと。 ただ、自分が親の立場だったら、子供に自分の死ばかりを心配して欲しくはないです。 子供自身の人生をしっかりと歩んでほしい。 きっと私の両親もそう思っているはずなので、 今の私にできることは、心の準備と親の死に目に会えない (先に自分が死んでしまう)ことのないように。 この世に生を受けたことを感謝して、しっかりと生きることだけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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