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カテゴリ:日常生活
この病名を聞いて、ピンとくる人は、
この感染症にかかった人か、医療関係の方でしょうね。 もちろん、私はかかった人です。 【レプトスピラ症】 レプトスピラ症は、(中略)頭痛・筋肉痛を伴う高熱で発症し、黄疸・出血傾向・蛋白尿 (ワイル病3主徴)を起こし、重症型で早期に適切な治療を行わない場合の致死率は20~30%である。 病原体はマウスを主に多くの動物が保菌しており、保菌動物の尿およびこの尿の混ざった淡水で口や皮膚から感染する。 この病気は、全世界で発生し熱帯・亜熱帯地域に多い。日本でも散発例があり、中国や東南アジアなどでは最近多発している。治療は抗生物質が有効で、予防のためのワクチンもある。 私の場合、どこで感染したのかはハッキリしません。 雨季も後半になった最近では、朝からものすごい雨が降るようになり、 当然道路は冠水します。そして、歩道との境は川になっていたりもします。 そういった場所は危険なんですが、通勤中によく遭遇します。 たぶん、あの時でしょう。(←どの時だよ!) 13日の土曜日に喉が痛くなり、風邪だと思って医者に行って注射を打ってもらい、 薬ももらってきたのですが、家に帰ってきてから40℃近く熱が出てしまいました。 「何だ、何だ、マラリアか?デング熱か?鳥インフルエンザか?」 と心配しつつも、薬を飲み続けておったわけです。 そのうち、背中の筋肉が痛くなり、仰向けで寝られない状態になってきました。 月曜の夜にやっと熱が37度前半に下がってきたので、翌日会社に行くと、同僚から 「発疹が出ている。デング熱かもしれないから、病院に行った方が良い。」 と言われ、そのまま病院に直行。 血液検査の結果は、肝機能低下と体内組織の破壊。 尿検査の結果は高蛋白と、後で調べてみれば上述の症状にドンピシャでした。 歯茎からも出血していると指摘されて、早速入院。 「あ~出血熱ってこんな感じで出血するのかなぁ」と、ベッドでのん気に考えておりました。 この日はリーマンブラザースが破綻した日で、テレビのニュースはそのことばかり。 点滴のおかげでなんとか仰向けで寝られるようになったので、おとなしく寝ておりました。 夜中、寝ている間に点滴のチューブが外れて血だらけになったり、 汗だくになって看護婦さんに着替えを手伝ってもらったりと色々ありましたが、 3日間入院してなんとか生還してまいりました。 この感染症は、ラフティングなどでも感染することがあるそうです。 東南アジアでこうしたアクティビティーをやられる方は、注意してくださいね。 といっても、注意のしようがありませんから、上述のような症状が出た場合には、 お医者さんにしっかりと説明して、早めの措置をとるようにしてください。 日本なら熱が出ても、風邪か、インフルエンザくらいでしょうけど、 こちらでは様々な選択肢から病気を特定しないといけないので、 血液検査、尿検査は必ずしてもらうようにしましょう。 それでは、また。 退院して4日後、70%回復したsamo1965でした。 ←クリックお願いしま~す♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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