大河ドラマ「お江」( 光秀の天下)を見ました。
ブルーレイレコーダーで初めて「お江」を見ました。録画なので、遅れていますが・・・オープニングなど3Dで見たいくらいでしたが、うちには3Dメガネが1つしかないので、主人と一緒には見られないのですよね。今に私一人で見るときは、3Dを試してみようかな?でも、お江は台詞がいいですよね。さすが「篤姫」の田淵久美子。設定には無理があるけど、内容は面白い。ノンフィクションだから、許されるのでは?年齢や、家康・光秀とも接触を持つなどあり得ないという設定だけど、ある意味、お江は歴史の解説者、触媒なのかもしれません。信長など、本音を語ろうとしない人物に、ポロッと本音を零れさせる女性として。信長や光秀など、いい人過ぎるほど実は善人?に描かれているから、ちょっと抵抗はあるけどね。岸谷五郎の秀吉がバカっぽくて嫌だなあ。脚本なんだろうけど・・・まあ、これからもお市の方の凛とした態度が引き立つように、秀吉を貶めていくんだろうなあ。鈴木保奈美のお市の方は、同性から見ても惚れ惚れするくらい毅然として綺麗なのだから、秀吉があこがれて当然と思ってしまう。夫の仇の秀吉への当て付けのように柴田勝家と再婚するんだものね。お市の方を手に入れられなかった無念から茶々を側室にするのだから、母の犠牲、身代わりに娘がなったということか。それなら、お市の方が嫌いでも秀吉の側室になれば良かったのかも。でも、秀頼を生んで豊臣家を乗っ取ったのだから、茶々も本望なのかな?それはこれからのお楽しみ。茶々役の宮沢りえが痩せすぎて、気の毒に見えてしまう・・・ミンミが宮沢りえ好きなのです。もう少し頬がこけてない方がいいんだけどね。また気に入った台詞を書き留めますね。 初「お江はどこにおるのじゃ?」お市の方「どこでもよい。生きてさえいてくれれば。」 黒田「秀吉殿は転んでもただでは起きませんな。」 お江「あの方・・・光秀殿が仇なのですね・・・」 お江「私を連れて行き、この者達を許せ。」・・・徳川殿から警護に付けてもらった武士たちを野武せりに殺されて・・・お江「約束が違うではないか。」野武せり「約束などした覚えはない。」 茶々「江は(きっと)無事にございます。」 光秀「さぞやそれがしを恨んでおいででしょうな。」お江「なぜ、謀反など・・・天下が欲しかったのですか?」光秀「分かりませぬ。辱めを受け、領地を取られ、親方様にギリギリのところまで追いつめられておりました。」お江「叔父上は『天下布武』と言いながら、武力で天下を束ねて、この世に太平をもたらすつもりでした。それを光秀殿は、武力を用いて、叔父上の願いを潰してしまいました。」光秀「森蘭丸殿から、『親方様に何かがあれば後を任せられるのは明智光秀独りである』と、親方様が仰せであったとの文が、親方様を討った後に届いたのです・・・」お江「それでは、その文が先に届いていたら、叔父上を討たなかったかもしれないと?」光秀「すべては天が決め、私はそれに従ったのみ・・・私には何も分かりませんが、親方様のすごさ、大きさだけは分かります。みんな親方様に必死についていこうとしていた。私には誰もついてはきてくれない。」 光秀「私が心底怖れ、敬った親方様の姪御を無事送り届けよ。」お江「もし明智様が天下を取ったら、太平をもたらすことを約束してください。叔父上を討ったことを許すとしたら、そのことだけです。」 光秀の家老「戦は数ではありません。」秀吉「戦は数じゃ。陣形も抜かりない。勝つなと言われても勝ってしまうわ。」 初「私の櫛はどうした?京の土産じゃ。」お江「すみません、姉様。」と言いながら、無事を確かめ合うように抱き合って泣く・・・ お江「叔父上が生きる力を与えて下さったのです。(信長)『そちは生きよ。』と」 お江「でも、叔父上を討った敵なのに、どうしても明智様を憎めないのです。」お市の方「憎むべきは、戦であり、戦になる世の有りようなのじゃ。」 光秀「わしは勝ちたいと願ってはおらぬ。天下が太平になればよい。親方様がそう考えていたようにな。」家老「上様、坂本はもうすぐです。」光秀「もうよい。もはや先にはいけぬ。せめて武士として死なせよ。」 信長の弟「みなが明智の三日天下と笑うておるわ。」お江「おやめ下さい・・・」にほんブログ村