「彼女はなぜ人を殺したか~精神鑑定医の証言」(福島章)を読みました。
「彼女はなぜ人を殺したか~精神鑑定医の証言」(福島章)を読みました。証言と言うより、小説のような感じがしましたね。鑑定医の個人的なことも書かれてるし・・・殺人犯の心理に興味があって読んだのですが、心理よりも脳内に原因があるようでしたね。流産防止の黄体ホルモンを胎児期に投与されてた影響で、脳が男性化し、追いつめられると、時に爆発的・攻撃的な行動をする傾向にあり、犯罪を犯しやすくなるということらしい。もちろん、愛する男性に捨てられない為、暴力を振るわれない為ということもあるが・・・。鑑定医や助手の女子大生までが、彼女の影響を受けて、お互いに愛し合う?というのもいいが、それをこんな形で公表していいのかな?とも思ってしまった。理性で抑えたと言ってるが・・・。