カテゴリ:私の家族
小さい頃、家の庭で母と二人、よくピクニックをしたものだ。
姉や兄も一緒に…という時ももちろんあったが、 ちょっと年の離れていた私は、姉や兄が学校にいっている時間、 よく母と二人で過ごした。 今日の陽気が、私にその頃を思い出させたのでしょう。 ソラやカズと一緒にピクニックしようかな~ 早速、お昼の用意をし、みーちゃんと4人で レジャーシートを敷いて… レジャーシートを敷いただけで、カズ大はしゃぎ お昼はポテトたこ焼き。 ソラの学校の給食メニューのプリントに、 作り方が書いてあったので、ちょうど 消費したいマッシュポテトがありまして 試しに作ってみました。 私とみーちゃんの口には、ほとんど 入りませんでしたが… めじろのつがいが、私達のすぐ近くの 梅の木に蜜を吸いにきたりして! ソラがしみじみ 「かわいいね~」 なんだか、すごーく幸せな気分に。 遠くにわざわざ出かけなくても、 楽しいことってあるよね。 幸せって、うんと身近にあるものなんだろうなー なんて改めて思ったりして。 このなにげない時間が、とても貴重なものに感じました。 そしてこの庭も。 そう、庭があることにも感謝。 庭ピクニックは、私の小さい頃の幸せな記憶。 ちょうど、今頃の時期から初夏にかけて… 気持ちのいい頃に、庭の花や野鳥、虫を眺めながら、 おにぎりを食べたり、サンドウィッチを食べたり。 食べ終わったら、母から庭の花について いろいろ教えてもらったりした。 虫探しをしながらだったり、 一緒に雑草をぬいたりしながら… 森(実際は木がうっそうとしてちょっと暗いところ)があって、 時にその森はちょっと恐くて、危険な場所となる。 よく友達と「森に探検に行こう~。」と言って探検したり、 一人で物語を作り、そこへ何かを探しにいったり… 私にとって、家の庭は本当に楽しいところだった。 庭は実際よりも広く、不思議がいっぱいで、 魅惑に満ちた場所だった。 いつからだろう、 庭が普通の庭に見え、 庭に出ても胸がわくわくすることも無く、 雑草が伸びきると、なんだか薄気味悪く感じるようになったのは。 20代の頃は、いつ庭を眺めても、 ただの庭に過ぎなかった。 それが、子供が生まれ、 数年後、沼津から実家に戻ってきて、 ヒロが庭いじりが好きで、きれいにしてくれて… また庭を違った視点で眺められるようになってきました。 でも、子供の頃のようにはなれない。 あれは、あの頃にしか見えないものなんだろう。 あの頃にしか聞こえない、感じられないものなんだろう。 ソラやカズにも、庭遊びを存分に楽しんで欲しいな。 まぁ、彼らは私と違って、 もっとダイナミックに楽しんでるよね。 まだ肌寒いのに、なぜか水を出し、 なぜか泥にまみれたくなり… さすがに咳をしているので止めましたが、 夏から秋には裸族でした。 泥でボディペインティングをし、 大いに楽しんでおられました。 そんな二人ですが、 声をかけないとなかなか庭には行きません。 カズは割と自分から出たがりますが、 ソラにいたっては、寒いからとか、虫の時期は 蜂が恐いだとか、いろいろ理由をつけて家の中に 居たがります。 まぁ性格もあるんだろうけど。 家の中では見られないもの、 聞こえないもの、 感じられないものが庭にはたくさんある。 私が小さい頃に得られたように、 息子達にも自然の素晴らしさをもっともっと 楽しんで欲しいと思う。 まぁ、私が心配しなくても、 二人はよくわかっているんだろうけどね。 また、庭で幸せなひと時を過ごそうっと。 母やヒロや息子達と一緒に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 3, 2008 01:20:18 AM
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