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カテゴリ:絵本
ずっと
タイトルが気になっていた本でした。 悲しい本 マイケル・ローゼン 作 クエンティン・ブレイク 絵 谷川俊太郎 訳 あかね書房 たくさんの絵本の中で、 これだけ悲しみが詰まった本はなかなか無いと思います。 特に絵本と言うのは 子供に楽しさを与えるのが主ですから。 どう感想を書いていいのか、分からなくなる本でもありました。 大人の絵本ですね。 愛しい家族を失うと言う、想像をも絶する恐ろしい出来事。 主人公の男の息子・エディが死んだ...。 彼の悲しみはどこに、どうぶつけたらいいのでしょうか。 悲しみが怒りにまで支配されるほどなのに。 よくも、そんなふうに死ねたもんだね? 私をここまで悲しませて。 誰かに話したいときもあり 何も話したくないときもある 最後に誕生日ケーキに灯されたロウソクを見つめながら、 少しはこの本に明るさを見い出すことはできるのでしょうか。 たくさんの笑顔を思い出しながら...。 深く重い絵本です。 応援のクリックお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/11 06:38:54 AM
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