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カテゴリ:絵本
カナダに住んでいて時折、移民の方の話を耳にしたり
又目にしたりしますが 私が海を渡った時より遥か昔に 遠い異国の地へ それこそ船で1ヶ月近くかけて 夢を抱いて渡った人達の勇気と強さに 純粋にすごいなと思ってしまいます。 今でこそ情報がたくさん入る時代で 行きたい国をあらゆる角度で 調べることができるけど 戦前なんて皆無だし。 私なんてまだまだだなぁ と思わずにはいられない。 おじいさんの旅 アレン・セイ 作 ほるぷ出版 (原書 『Grandfather's Journey』 by Allen Say) 1994年米国 コールデコット賞 受賞作品 ボストングローブ・ホーンブック賞 受賞作品 おじいさんが若かりし頃世界を見ようと 船でアメリカに渡りました。 たくさんの地を見聞きし やがて日本に戻り幼馴染と結婚し 又アメリカへ。 でも月日が経つとともに段々と日本が恋しくなります。 一人娘が大きくなった頃 念願の日本へ。 でもアメリカの地もまた忘れられないのです...。 私が母に「帰りたいなぁ~」と時々ぼやくと 必ずと言っていいほど「あんたはまだいい方よ」と言われる。 いつかTV放送で「10年以上日本に帰ってない、異国で 頑張る日本人」を観たため。 そうだよね。ここバンクーバーは簡単に日本食が手に入るし(高いけど)、 お寿司屋さんだってたくさん見かける。 日本のTV番組が観たかったらレンタルショップに行けばいい。 日本の本が買えるお店だってある。 国際電話だって、10数年以上に比べたら数段安いから 頻繁に親と会話ができる。 こちらにいたら日本を恋し かといって日本に戻ればまたカナダが 恋しくなるんだろうな、きっと。 絵本のページ 応援のクリックお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/15 06:48:37 AM
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