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2006/11/06
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カテゴリ:カテゴリ未分類

いつもながらの母からの電話で
『昨日さぁ~、TVでドキュメンタリーしていて....』
(どんなTV番組だったのか後で調べました。
 記事は  こちら下矢印
 「泣きながら生きて」
    11月3日(金)夜9時~  フジテレビ/ドキュメンタリー)

あらすじをかいつまむと
中国人男性・丁尚彪(てい しょうひょう)さんが借金を背負いながらも
期待を胸に抱き日本にやって来ました。


一人娘に一流の教育を受けさせたく
朝から晩までただひたすら働きます。
その間10年家族は別々に暮らすんです。
妻は夫を信じ上海で夫の帰りを待ちます。
娘は父親の期待を一身に受けニューヨークの大学に入学。


    そしてやっと丁尚彪さんは上海に帰ることを決意。

    
話の内容を説明してくれている間
母の声が上ずってきました。


思わず
『何泣いてんの?』
今まで「いいTV観たよぉ、感動したぁ~」
っていうのはあったけど泣いたのは初めてのような気がして。


『だって、あんたもつらかったやろうなぁと思って。日本離れる時』


確かに自分の夢・憧れだった海外生活を送れるとはいえ、
日本に母一人残すのがすごくつらかった。
見送られた関西空港で
さぁもう搭乗口に入らないといけないって言う時に
我慢していたものがこみ上げてきて.....。


でも
私はこの丁さんのような苦労はちっともしてないよ。
こっちで何不自由なく暮らしてるんだから...。


多分私だけのことじゃなく
最近になって弟夫婦の仲が怪しくなり
かなり心配しているせいもあるんだろうと思う。
私も毎回電話で相談されても
結局何一つ手助けできなかった。


丁さん夫婦のような長い間離れていてもお互いを信じあって
生きていく形もあるのに、
簡単に崩れてしまう形もある...。


口では言わないんだろうけど
最終的には私に帰ってきて欲しいんだろうなぁ、きっと。
私だって帰りたい。もうカナダで充分過ごしてきた。


ただ、旦那の事を考えると到底無理だろう。
バンクーバーから離れて過ごしたことがない彼が
日本で生活できるとは思えない。
彼の仕事のこと親戚のこと....。
きっとストレスが溜まってしまうと思う。
きっと子供たちだってそう。
休暇で日本を訪ねるとはわけが違う。


結局
私が選んだことなんだよなぁ。
私も段々歳を取ってきた証拠かな....。
親に泣かれるとつらいですね。
色々考えてしまいます。


長々とこんな話読んでくださってありがとう。


   どんなことがあっても家族を守る。
   ただそれだけです、私ができることは。
   又明日から頑張るよちょき



星冬の絵本


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Last updated  2006/11/07 03:12:31 AM



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