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テーマ:最近観た映画。(40134)
カテゴリ:TV、映画、音楽
手紙 久々に号泣した映画だった。 簡単なあらすじ・・・・ 両親がいなくずっと兄弟二人きりだった。 武島剛志(玉山 鉄二)は、高校3年生の弟である直貴(山田孝之)を 大学に行かせたくて罪を犯してしまう。 家宅侵入、強盗、そして鉢合わせてしまった住人を 誤って殺してしまう・・・。 それからずっと直貴は周囲から殺人者の弟として 差別を受けてきた。 大学を諦め、住む所も転々としてきた。 密かな夢だったお笑い芸人になることでさえ 捨てることになる。 そんな弟に手紙を綴る兄。 弟役の山田孝之、つらさが伝わり過ぎ・・・。 兄役の玉山鉄二は刑務所からの数少ないシーンなのだけど ラストはもう言葉になりません。素晴らしかった。 加害者の家族の視点なのでどうしても被害者側が少なかったですが 母を殺された緒方忠夫役をされた吹越満の演技にもジーン・・・。 直貴をずっと支えてきた由美子(沢尻エリカ、私生活はどうでもいいけど いい女優さんなのにもったいない・・・)、 一緒にお笑い芸人を目指す幼馴染・祐輔(尾上寛之)、 いい人だよ。 この映画の重みはすごいです。 では最後に 直貴の勤務先の会長(杉浦直樹)が直貴にかける言葉がとっても 印象的でしたので記載します。 差別は当然なんだよ。 どんな人間だって犯罪から は遠くへ身を置きたいと思う。 犯罪者やそれに近い人間を排除しようと思うのは しごくまっとうな行為なんだ。 君の兄さんはそれまで考えないといかんのだよ。 自分が刑務所に入ればそれですむという問題じゃない。 今の君の苦しみをひっくるめて君の兄さんの犯した罪なんだ。 ------ 僕はどうすればいいんですか? ここから始めるんだよ。 差別の無い場所を探すんじゃない。 君はここで生きていくんだ。 残された家族の事を本当に考えて欲しい。 手紙 公式HP http://www.tegami-movie.jp/ 原作はこちら 東野圭吾・著 (本はまだ読んでないのだ~~~) 単行本 文庫本 ランキングに参加中! ポチッと応援お願いします お手数ですが両方をクリックしてくださると嬉しいです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/11/25 07:24:37 AM
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