「生きる」「死ぬ」
生きるってなんだろう・・・こうして、呼吸をして、PCに文章を書くだけでも、生きている証なんだけど・・・ふと、我に返ると思う。「生きる」ということ・・・世界には、食べ物に困っている国もある・・・また、ある国には、鉄の塊が降ってくる国もある・・・今まで、Sが、当たり前と思っていた「生きる」ことが出来るのも、幸せなんだと思っていた・・・だけど、この病気を発症してからは、なぜか、「生きる」ということが分からなくなってきた・・・自分の腕を切ってみたり、100錠・200錠の薬を飲んで、意識が飛んでいたり、確か、飛び降りたこと、致死量までの薬を飲んだ事もあった・・・リストカットと大量服薬以外は、全部、死のうと思ったいた・・・だけど、飛び降りは、今でも膝が痛いだけで済んでいるし、致死量までの大量服薬は、すぐに人に見つかって、胃洗浄と苦い飲み薬を何日も飲んだだけで、死ねなかった・・・その後は、飛び降りも、致死量までの薬は飲んでいない(市販されなくなった)でも、ここ数日、自分でも分からないくらいの、苦しさがある・・・今日は、担当医に、入院しないかとも言われた・・・正直、入院もいいが、今は、Sの母が手術を受ける為の入院をしている・・・しかも、Sは、今年、やっとの思いで卒業できる・・・やっぱり、色々お世話になった大学の卒業式には出たい・・・そして、母が退院するまでは、Sが、家を守らないといけないと思う・・・だから、それまでは、入院はできないと言った・・・幻聴、妄想が、今も続くなか、Sは、今「生きる」という言葉、そして、「死ぬ」という言葉が、重く聞こえてしまう・・・