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カテゴリ:うれしかったこと
12日に 当店のお客様でもある方の 個展行きました とても趣のある場所でした 31歳の若い男性の 人形作家 です 今から9年くらい前に 店のお客様として 知り合いました お人形は10年くらい前から 作り始めたそうです 自己流との事です・・・・ 6年くらい前に 「趣味でお人形つくってる」 「見せて」 「今度くるときもってくる」 結構 離れた場所にお住まいなので 2時間くらいかかります が 年に2回か3回 ご来店いただいています 暫くして持って来てくださった お人形2体・・・・ 「2つしかないの?」 「なんか 気味悪くない」 「顔が不自然」 「バランスが 悪すぎるよ」 「表現したいのはわかるけど 手が大きすぎ」 とか 辛口すぎる私のコメント・・・ でも とっても素直なのです ちゃんと受け止めてくれて・・・ 時々 報告があります・・・ 3年前 「始めての 個展開くから 来てくれる?」 「もちろん」 伺いました・・・・ 「ちょっと 凄い進化と言うか 凄い上達じゃない ビックリだわ すごい すごい 私 飛んでるのが 一番好き」 なんとも 不思議な雰囲気を かもし出している 大きな神社でしたが とっても 素敵でした そして 今年 5月 私の 祖母と母の 古い着物や小物で 人形作りに使えるものがあればと 取りに来て頂いたとき 「6月に 個展できることになったから 遠いけど来てくれる?」 「予定が合えば伺うから 案内送って・・・」 ところが ちょうど 私が上京の予定になっていた時で いかれず・・・ 私が 戻ってきたら 写真を持ってご来店くださいました 「凄いね 頑張ってるねぇ プロになれるね」 「うん 今ね 今月で仕事辞めて 人形だけで行こうと思ってるの 今回 個展で 売れたの・・・」 「ふ~ん どれ売れたの?」 「これと これと これ」 「うん わかるな 寂しくないの?手放してしまって」 「寂しいけど 買ってくれるって 言うから・・・」 「ふ~~~ん 将来的には これだけで食べていけると思うけど 今 本業を辞めてしまったら 無理だと思う 今は 仕事続けて 親方に気持ちよく 独立させてもらって 商売しながらの方が 市場にもいけるし 材料を手に入れやすいでしょ・・・」 「判るけど 生活費は コンビニでバイトしようかと」 「駄目よ コンビニでバイトでは 感性が 壊れるよ・・・・ 今まで つちかってきた 古い布に囲まれての生活はどうするの? 本業から離れたら 貴方の感性が壊れてしまう とにかく 親方から 円満に独立しないと しきたりのある世界なんだから・・・」 ということで 彼は帰宅しましたが ずっと 気になってました 7月11日 深夜 メールがあり 「急 なのですが 明日から3日間 ○○屋さんで 個展できることになりました 時間あったら 来て下さい 10時から4時半までいます」 場所を聞いて 早々に伺いました 本当に 人形作家と 呼べるくらいの レベルになっていました 人形 ひとつひとつに 名前 テーマ 物語 が添えられていました・・・ 小声で 「あれから 東京にも相談に行ったら まったく同じ事言われました・・・ だから 仕事辞めてません ありがとうございました」って 「名刺は?」 「車に置いてあります」 「スグもって来なくては どこに チャンスがあるかわからないよ チャンスを得るため 休暇貰って 個展してるんでしょ」 取りに行って 来た名刺を渡しながら 「はい でもね 店には内緒の名刺なの」って 「まぁ いいではないか 人形つくってるのは 親方だって知ってるのだし」 彼の本業(修行中かな?)は おもに着物関係の骨董品屋(古物商)なのです そして 東京で相談したと言う 相手は 超有名人形作家なのです 正式の弟子ではないのですが 人形作り始めた頃 私に見せた {気味悪い人形}作ってた頃から 持参して その有名人形作家に見て いただいているのです 私は その有名人形作家の方の 彼にたいしてしてくれる こと 本当に尊敬いたします 本来 あれほど有名な方が 一個人の作品に対して アドバイスなどして下さる はずがありません でも きっと 彼の地道な製作活動と 人柄を 認めてくださったのでしょうね・・・ 今回展示した 作品全部 撮ったのですが デジカメにはいってるので そのうちアップを・・・ 夢がなく 生活してる現代人 夢が ある人は 素晴らしいし 羨ましいです そして 日本古来の文化の中で 生きている・・・ 夢をかなえられるように できる限り 応援してあげたいです・・・・ アサ ママト オサンポ ニ イキマシタ アルイタラ アツクテ はぁはぁシマシタ ガ オサンポハ タノシイデス 朝食 ラブレ アイスコーヒー 昼食 山形牛 牛丼(昨日購入) 漬物 とうもろこし 夕食 ???? 7484歩 3.0km 54kcal お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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