富士山の噴火は始まっている!
「富士山の噴火は始まっている!」木村政昭、山村武彦著 <2015年までに、富士山の大噴火が起こる!?>木村政昭、山村武彦著「富士山の噴火は始まっている!」(宝島社 952円)は、気鋭の海洋地震学者と、防災の第一人者による警告の書。緊迫度を増す富士山噴火の実態と、予測される被害を解説する。東日本大震災以降、富士山周辺では地震活動が活発化している。例えば富士山北東麓では、震災が起きるまでの10年間、震度1以上の有感地震は一度も起きていなかった。にもかかわらず、昨年5月からは毎月1~8回の地震が起きており、今年1月には震度5弱の強い揺れを観測するに至っている。また、地震以外の異変も起きている。震災以降、富士宮市では膨大な量の異常湧水が続いた。同市当局はこれを台風の影響などと述べていたが、本書では“水噴火”ではないかとみている。震災によって地殻に圧力がかかったが、そこにマグマではなく地下水があったために、地表に噴き上げた。つまり仕組みは、マグマの噴出と同じということだ。さらに、富士山周辺の風穴に立つ天然の氷柱が、今年に入ってから短く、量が少なくなっている。これも火山活動と無関係ではなく、マグマの活発化による地下温度の上昇が考えられるのだ。そうしたさまざまな現象から、2015年までに富士山の噴火が起こることが計算できると本書。これが現実のものとなれば、溶岩流による被害もさることながら、火山灰の被害も深刻だ。微小の火山灰はあらゆる電子機器の内部に入り込み、社会インフラは壊滅する。当然、原発の制御装置や非常用電源装置も被害を免れないだろう。 本書では、東京を含む100キロ圏内で行うべき、噴火対策についても解説していく。(日刊ゲンダイ2012年6月11日掲載)【送料無料】富士山の噴火は始まっている!価格:1,000円(税込、送料無料)頻発する地震と噴気、止まらない異常湧水……。富士山の周辺で、おかしな現象が起きています。噴火したらどんな被害があるのか? 噴火による地震はどこで、どの程度の規模か?・・・。人気TV番組「たかじんのそこまで言って委員会」で東日本大震災をピタリと当てた海洋地震学者・木村氏の最新分析に基づく噴火・地震予測を元に、防災・危機管理の第一人者が災害対策を詳細に提示。避難場所や防衛術、必要な持ち物など身を守るあらゆる方法を網羅! 【内容情報】(「BOOK」データベースより)地震とは異なる噴火で生き残るための方法とは?噴火対策に必要な防災用具チェックリストを掲載。2つの“Xデー”シナリオとは?話題のロングセラー『富士山大噴火!不気味な5つの兆候』第2弾。【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 噴火を始めた富士山(東日本大地震後に起きた異変/ 富士山は2015年までに噴火する ほか)/第2章 富士山噴火2つのシナリオ(次の富士山噴火は「貞観型」?/ 性質が異なる「貞観型」と「宝永型」 ほか)/第3章 甚大な被害をもたらす富士山噴火(問題が多い「富士山ハザードマップ」/ 貞観噴火は「想定外」? ほか)/第4章 富士山噴火にはこうして備えよ (噴火は長期戦との覚悟が必要/火口からの距離で噴火対策は異なる ほか)【著者情報】(「BOOK」データベースより)木村政昭(キムラマサアキ)海洋地震学者。1940年、神奈川県に生まれる。東京水産大学(現・東京海洋大学)水産学部漁業学科、東京大学大学院理学系研究科を経て70年、通産省(現・経産省)入省。77年から琉球大学理学部海洋学科助教授、96年に琉球大学理学部物質地球科学科教授に就任。現在、琉球大学名誉教授、NPO法人海底遺跡研究会理事長。86年の伊豆大島三原山噴火、91年の雲仙普賢岳噴火を予知、95年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越地震を事前予測した調査・分析力は高い評価を得ている山村武彦(ヤマムラタケヒコ)防災アドバイザー。1943年、東京都に生まれる。64年、学生時代に遭遇した新潟地震でのボランティア活動を契機に防災システム研究所を設立する。以降、現場主義を掲げ、地震・津波・竜巻・噴火・土砂災害・テロ・事故など内外150カ所以上の災害現地調査を実施。95年の阪神・淡路大震災発生時は、2時間後に現地入りし救助・調査活動にあたった。86年の伊豆大島三原山噴火、91年の雲仙普賢岳噴火、2000年の有珠山噴火など、噴火災害の現地調査も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)【送料無料】 富士山大噴火! 不気味な5つの兆候 / 木村政昭 【単行本】価格:1,000円(税込、送料込)【送料無料】富士山噴火とハザ-ドマップ価格:2,625円(税込、送料無料) 【送料無料】富士山噴火とハザ-ドマップ価格:2,625円(税込、送料無料) ★防災グッズ★