カテゴリ:ローマを散歩
コロッセオを横目に坂道を登って行くと、チェリオの丘に着きます。 ジャズフェスティバルへと変貌。毎年6月から8月にかけて開催される野外フェスティバルで、世界中からアーティストが集います。去年は坂本龍一も。 ジャズコンサートといってもとてもラフなもので、こうやって友達と集いながら夏の夜を楽しむ雰囲気が私は好きです。 昨夜は義弟の誘いでEnrico Ravaの夕べへ。 ジャズにはうとい私たち。でも奏者たちの呼吸、遊び気、掛け合いは聴いているだけで鳥肌が立つ。分からなくても、知識がなくても楽しめるのがジャズではないか、なんて思います。 そんな中でも相棒いわく、主役のRavaよりも輝いていたのがトロンボーン奏者のGianluca Petrella。 若干30歳のこの若者から紡ぎだされるエネルギー、リズム、躍動感、ダンスにやられてしまった私たち。 帰ってさっそく経歴を調べてみると、やはりイタリアを代表する若手奏者の一人でした。 しかも大好きなNicola Conteの片腕! 伝統的ジャズのアコースティックな部分と、新しいエレクトロニックな音を織って、これからどんな音色を紡いでゆくのか、とても楽しみな若者。 彼のBlue Noteから出た最新アルバム、Indigo4。週末は久しぶりにCDを探しに行こうかな。サイトもなかなか良いですよ。 写真はVilla Celimontana Jazz Festivalからお借りしました。
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Last updated
Aug 11, 2007 03:15:50 AM
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