†Welcome†私は強い大地に根を張り,瑞々しい葉を茂らせ,その葉を万年吾の腕に持ち続ける,樹木である。私の周りにも沢山の樹木。しかし,私は皆とは違う。碧の葉を持つ皆。蒼い葉を持つ吾。茶色の木を持つ皆。碧の木を持つ吾。森の中に一本の大きな大きな樹木。それが吾。吾は樹木。万里の彼方に生まれ,今もなお生き続ける樹木。それこそが吾。雨の雫が吾の蒼い蒼い葉を光らせ,輝く。美しい碧の木が空高く伸びている・・・。
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∇吹奏楽部の練習は,大会が近いと毎日朝早くから夕方遅くまである。それでも,吹奏楽部員であることに誇りがある華南。
華南「お姉ちゃん?さっき何で先生に呼ばれたの?」 結花「ああ・・・。うん。なんでもない」 華南「?」 ちょっと心配だった。 ハッキリ言って,自分の自信じゃなくて姉が元気でないと困る。 自分も困るのだ。 自信がないばっかりに相手に頼りすぎるのもまた,華南の悪いところ。 華南「(そりゃあ,双子だもん)」 言い訳かな。 ダサッ。 でも,もの凄く気になる。 決して悪いことではない気がするが,とにかく気になる。 隠し事があるとよけい不安になる。 どうしたらいいだろう。 姉が困っているのに,何もしてあげられない自分・・・。 やっぱり人に頼り過ぎなんだ・・・。 華南「大丈夫?」 結花「ん?大丈夫(^^)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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