テーマ:☆素敵な詩☆(37)
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ほら また ね? ここを吹き向けるといつも蒼い空と碧色の樹が笑ってる ――――――――――――――――笑ってる? 貴方は笑ってる? 風の分岐 眼の前いっぱいに ずっとずっと 貴方の視界目一杯に ―――――――― 蒼 ――――――― 優しい香り 掠れる音楽 ―――――――― 碧 ――――――― 貴方は 今何処に居るのか分かりますか? 聞こえますか?貴方にも聞こえますか? 私が誰だかわかりますか? 遙か 遙か 今よりもずっとずっと昔 遠い遠い昔 その ずっと昔から 私は 貴方を知っていた 貴方が産まれる前から私は貴方を知っていた 貴方の御父様・御母様・御祖父様・御祖母様 それよりももっともっと遠い御先祖様も知っている 勿論 その御先祖様も産まれる前から知っている 何処吹く風でしょうか 私は貴方や貴方の周りにいる人貴方の知らない人 貴方の嫌いな人 貴方の好きな人 貴方の―――――――――――――― ‐愛する人‐ どの人も 皆 私は知っています 耳をすませてください 聞こえるでしょう? 私が誰なのか 私が今何処にいるのか 貴方なら分かる筈 耳をすませて・・・ ―――――――――――――――――ほら ―――――――――――ね?―――――――――― 私は風です 『さて 次は何処へ行きましょうか』 ―――――――――――――――――――――――――――――― 『分岐』というのは道や物事が其処からいくつかの方向に分かれることです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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