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カテゴリ:温泉
「ると小屋」では、お気に入りの温泉を紹介して来ましたが、たまには個人的にハズレだった温泉のことも書いてみたいと思います。 あくまで、りと様の勝手な主観に基づいてますので、温泉旅館名(施設名)は、伏せさせていただきます。 「七ツ森のふもとの温泉(宮城県大和町)」 温泉サイトや温泉ガイドブックを見ると、なかなか評判が良いようなので、どんな所なのかと興味を持ち、約2年前に行きました。 ここは、七ツ森のふもとの、かなり奥まった所にある一軒宿でした。 昭和初期に「なんとか温泉コンクール」で、別府と並んで銀盃を賜ったことがあるとか。。りと様は、当時、まだ生まれてないので確認のしようがありませんが。。 で、温泉に行くのに、大和町の小さな集落をいくつか抜けて行きました。 これらの集落は、なんだか懐かしい感じのする長閑な集落でした。 りと様の小学校の時の通学路に似ているような感じがして、しばし郷愁に浸っておりました。 で、南川ダムから車で20分くらい走って、目的の温泉旅館に着きました。 温泉は、フツーの小奇麗な一軒宿で、すでに駐車場には車がいっぱい停まってます。 フロントで入浴料(たしか¥500)を払い、男女別の内風呂に行きました。 さて、肝心の風呂は。。。。狭い 3~4人入れば一杯になる大きさです。 しかも、年寄り・子供を含む家族連れが二組くらいいて、狭い風呂場に人がギッシリ。。。 泉質は、なんだか白く濁った色をしていますが、特に硫黄の匂いはしません。。 風呂の温度は適温でした。 浴槽の所に蛇口があったので、捻って見ましたが、何も出てきません。。。 とにかく、浴槽に人がいっぱい入っていますが、全くお湯は溢れていません。 むしろ、人の圧力?で、湯線は下がりっぱなしです。。 でも、何も出ない蛇口から新たな源泉を足すことも出来ないので、湯面には浮遊物が漂っております。。 お湯の肌触りは。。。。何て言ったらいいのか。。。。。。肌に触れると「ねちょっ」っとするような、後味の悪い感覚です。(なんとなく分かりますか?) お湯が濁っていて、内部が見えない浴槽の中で、お湯がジェットバスのような動きをしていました。 お湯の吸い込み口は確認出来ませんでしたが(浴槽内に人が多すぎて)、浴槽内で循環させているのは間違いないようです。 温泉が好きなりと様ですが、ここの温泉では全く寛げず、早々に上がりました。 脱衣所にあった温泉分析表を見ると、源泉の温度が30度くらいでしたので、加熱しているのでしょうね。 ちなみに、旦那が入った男湯も、老人の皆様で大盛況だったそうです。 帰る時、宿の御主人に満面の笑みで「ありがとうございました」と、お礼を言われたのが切なかったです。(たぶん、二回目はないと思うので。。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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