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テーマ:徒然日記(23506)
カテゴリ:本
今日は、台風で家から出られないので、朝から台風関連のニュースを見ています。 幸い、今回の台風では「増水した川や港を見に行って、命を落とした人」が出ていないようで良かったです。 りと様が忘れられないのは、何年か前の台風の時、台風真っ最中の港の岸壁(たぶん?)で、打ち寄せる高波を飛び越えたりして遊んでいた大人三人(たぶん全員三十台くらいの男性)が、突然来たものすごい大きな高波にさらわれて、命を落とした事件です。 しかも、その様子は、中継していたテレビカメラに最初から最後まで映っていて、繰り返し流され・・・全く持って自己責任としかいいようのない事件でしたが、当事者がいい歳をした大人だったことにも呆れたものです。 よく、不幸な事件の起きた小学校の校長先生が、朝礼で「命を大切に・・」と語っていますが、この言葉は、こうした「増水した川や港を見に行って」命を落とさないための警告にした方がいいんじゃないかという気もしますね。
題名は、ややおどろおどろしい感じがしますが、とても読みやすく、中身も充実している本です。 その中に「南紀白浜」の三段壁にある「口紅の碑」のことが書いてあります。 「口紅の碑」とは・・ 「白浜の海は今日も荒れてゐる 1950・6・10 定一 貞子」 1950年に、当時22歳と18歳の男女が、岩に口紅で遺書を書いた後、三段壁から飛び降りて情死しました。 後日、この「遺書」を発見した身内が、人に頼んで口紅に沿って字を彫ってもらったそうです。 ちなみに定一さん、貞子さんは、それぞれ定一さんの父、貞子さんの母が子連れで再婚した血のつながらない「兄妹」でした。 血がつながらないわけですから結婚も可能だったのですが、若い二人はそれを知らなかったらしく、誤解による「許されぬ恋」を哀しんで心中してしまったそうです・・。 口紅の碑は地元の人にもあまり知られていないらしく、検索してもごくわずかしか出てきませんが、 こちらのサイトに少し出てました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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