|
カテゴリ:サッカー
最近の我が家は、ひかりTVでJリーグを観ています。 で、地上波がつまらん時は、だいたいJリーグのビデオ配信をみています。 先日は、コンサドーレ札幌のホーム最終戦を前述のひかりTVでみていましたが、試合終了後には今期で引退する札幌のS選手の引退セレモニーが行われました。 そこで、S選手が「引退の挨拶」をしたのですが、この挨拶が・・・とてもりと様の心に沁みました。。 どんな話の内容だったのかというと・・ 「札幌で9年間プレーをし、とても充実した時間を過ごせた。 けれども、ここ一~二年は怪我が多くなり、リハビリ中に自分の子供(4歳)と遊びで走っていた時に追いつけなかった時があり・・・その時、今日のこの姿(引退)が頭にちらついた。 そんなこともあって決断した引退だったが、想像以上に寂しくて悲しい・・。 しかも、今日(引退セレモニーの日)は、子供の誕生日でもある。 だから、今日のこの日を、去年までと同じように楽しく嬉しい日にしたい。(ここで、S選手は涙を流す。スタジアムで聞いているサポーターも号泣している人がちらほら)。 しばしの沈黙の後・・
「皆さん、たいしたプレーが出来なくてすみません」 (注釈=S選手は、りと様の目からみてかなり良いプレーヤーであり、札幌の勝利には数え切れないほど貢献しています。)
と、文字にすると淡々とした話の内容になるのですが、これがS選手の口から語られた時、ひとつひとつの言葉がとても重く、心に響いてきました。 最初は家事をしながら「挨拶」を聞いていたのですが、 思わず家事の手が止まり・・旦那に「最初から話を聞きたいから巻き戻して」と、言いました。 で、前述の「話」を、あらてめて座って全部聞きました。 りと様も「号泣」までは至りませんでしたが、かなり感動したことは確かです。 と、いうか、人の話を聞いてココまで感動したのはものすごく久しぶりの感覚。。
ちなみに、りと様は、この引退したS選手を仙台空港で目撃したことがあります。 数年前、かなりJリーグにはまっていた頃、ベガルタのホーム戦のあとで帰路につくコンサドーレの選手達を一目拝もうと、仙台空港で「出待ち」したことがあるのです。(今は一時より熱が冷めた上、小さな子供がいるので「出待ち」までする気はありません・・) その時、目撃したS選手は・・・他の選手が何人かに分かれて食事やショッピングを楽しんでいる間、全く空港内の椅子からピクリとも動かず、搭乗するまでひたすら文庫本を読みふけっていました。 そのお姿を拝んだりと様は、「知的なんだな~」というか「Jリーガーっぽくないな~」というか、「 その時のS選手と先日の感動的だったS選手が「同一人物なのか~」と、個人的にはすごく感慨深いですね。(スミマセン、あくまで勝手な感想です)。 まあ、それはいいとして、人は難しい言葉を使わなくても、自分の気持ちを率直に語れば 相手の心にちゃんと響くんだな~と、 当たり前のことかもしれませんが、あらためて実感した次第です。
※画像と文章の関連はありません。しかも画像は数ヶ月前のものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|