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テーマ:今日の2歳児(165)
カテゴリ:子供の発育・発達の記録
先日は、半年に一度の大学病院でのフォローアップ外来でした。(前回は6月11日の日記参照。) 身長=84,6センチ(半年前=80、6センチ)成長曲線の下。クラスで小さい方だと思っていただければ・・。 体重=11キロ(半年前=10,1キロ)平均よりちょい下。 頭囲=48,9センチ(半年前=48,0センチ)平均よりちょいデカ。 先生 「気になることはありますか?」 りと様「・よく喋るけど言葉は不明瞭で、二語文がほとんど出ていないこと。 ・運動能力にかなりの遅れがあること(滑り台の階段が一人で登れない。一歳半の子が出来ることが出来ないので、下手したら、平均より一年くらい開きがあるのではないか?と、思っていました。) ・落ち着きが無く、じっと座ってることが出来ないこと。」をお話しました。 先生「二語文が出ていないことや、落ち着きがないことは、 三歳になっても変わらなければ、そこではじめて『言葉の遅れ』や『多動』と判断されます。 ですから、まだ様子をみていて結構です。」 また、言葉の遅れに関しては、 「ひょっとして、難聴かな?」と、思われることはありますか?」 りと様「こっちが言ったことをリピートしたり、幼児番組の歌をテレビをみながら歌っていて、不明瞭ながらリズムが合っているかな?と、思うので、それはないと思います。」と、l答えました。 「階段が登れないということですが、それでも手伝ってやって登る時に、足が交互にでますか?」 りと様「はい」 それなら、あまり心配はいらない、とのことでした。
診察中、娘は部屋にあるオモチャで遊びながら「”$%&’(()))}」と、宇宙語を話していましたが、それをみていた先生は、 「 この子は、言葉を発しようとする積極性がみえますね。 ただ、まだ他人とコミュニケーションする楽しさに気付いてないようです。 ですから、親子で動物園や水族館に行ったりして、『楽しい思い出』を共有して下さい。 それが、子供がコミュニケーションをとろうする気持ちを引き出すことがあります。」 そして、現在の状況について、いくつか質問されました。 Q 風呂に入る時、オムツを自分で下ろしますか? A たまーーにしかしません。 Q うんちが出た時に教えますか? A う〇ちが固くて、力みたい時に「うーーん」と唸る程度です。 Q キャラクターの名前が言えますか? A ぱんくろう、コッシー、ミッフィー (りと子はアンパンマンには興味ナシなので、ぱんくろうとコッシーは先生分かるかな?と、思いましたが、ああ、ぱんくろうねと、分かっていらっしゃるみたいでした。もちろん、コッシーも) Q 形容詞は言えますか? A おいしいね、つめたい 程度。 Q 自分の顔のパーツを理解して指差せますか? A 教えているんですが、なかなか理解しません。 Q NHKの子供番組をみて踊ったりしますか?ジャンプはしますか? A 踊りますがジャンプは出来ません。 Q 他の子供にオモチャをとりあげられたら、どういう反応をしますか? A 奪い返します。 Q おやつが足りない時、どういう反応をしますか? A 怒ります。 Q 皿に「もっとくれ」というような仕草をしたり、食べ物がある所を指差して抗議しますか? A そういう反応はします。 先生曰く、上のような反応が出来ていれば「OK」とのことでした。 (追記) Q 自分のことが一人称で呼べますか? A いいえ Q 動物の名前が言えますか? A ねこ、うさぎ程度。 Q 絵本をみている時、「これは何」とか理解して自分で言えますか? A いいえ Q 電話している大人の真似をしますか? A はい。自分で携帯を耳にあてて「もしもし~」と言ったりします。 Q 積み木は好きですか A はい Q最近は積み木でどんな遊びをしますか? A 横に並べることが多いです。 あとは、雑談で旦那が「自分より年下の子に親しみ&興味を示すことが多い」ということをお話したところ、 「そういう小さい子の面倒をみてあげたいような感じですか?」 りと様「いいえ。ただ単に一緒に遊びたいだけのようです。」 「そうですか、小さい子の面倒をみてあげたいという気持ちが出てくるのは約二歳半頃の反応です。」とのことでした。
また、「散歩していて、大きな犬に会ったとき、どういう反応をしますか?」 りと様「犬は大型でも怖がらないので、興味津々で、りと様の手を引っ張って近寄っていきます。」 「お母さんが、『うわー、大きいね~』みたいに声をかけると、一緒にその方向をみて反応しますか?」 りと様「はい」 「そうですか、自閉症のお子さんだと、こういう反応は出来ないのです。 みたところ、自閉傾向はないように見えますが、 もし、その手の検査をしたければ同じ大学病院内の小児神経の方で検査ができますからいつでもおっしゃって下さい。」とのことでした。 (2015年5月追記=2014年2月に検査し、その結果同年3月に「自閉症スペクトラム障害、精神発達遅滞」の診断が出ました。) 半年前は(満二歳)、一歳半程度と診断されたりと子ですが、 今回(二歳半)は、二歳前後程度と診断されました。 一応、「半年分」の成長はしていたそうです。
最後に、 りと様「時々、夜泣きをするんですが・・」と、言ってみたところ、 「それは、おそらく母親との『分離不安』だと思われます。 自由に動き、歩けるようになったことで、反対に母親から離れてしまうという不安も持っているのです。 おそらく、『一人ぼっち』になっている夢をみているんでしょう。」 りと様は、なるほどと、納得しました。 加えて、 「双間的コミュニケーション?(だったかな?) 離れた所から、『おかあさーーーん』と、呼んで 母『はーーーい』と、確認できるようになれば、そういう不安は解消されてくるのです。 ですから、言葉が話せるようになれば、徐々に、夜泣きはおさまってくると思います。」とのことでした。
大学病院は混んでいるので、 予約しても30分ほど待たされましたが、担当の先生の明快なお答えに、 りと様&旦那は、「やっぱり、こうでなくっちゃ」と、大変満足して帰りました。 診察を待っている間、プレイコーナー(画像)で遊んだり、 気に入った子供に「ご挨拶」に近寄ったりと、忙しく過ごしますた。 あまりにフレンドリーすぎて、おそらく同年齢くらい?の男の子に「ご挨拶」した時には、 「赤いおにいちゃん、 コワイ」と、言われてしまいますた(汗)。 その後、他の子に、「ご挨拶」に向かったのですが、 怖がっていた子のお爺ちゃんが、「あっはっはーーー、赤いおにいちゃんが一番つよいな~」と、豪快に笑っていたのですた。※赤いシャツは女物ですた。一応w。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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