|
カテゴリ:東日本大震災の記録
最近みた巨大掲示板のスレッドですが、
このスレッドの654番以降に書いてありますが、 3月11日、宮城県山元町(福島県境の町)の自動車教習所の送迎バス数台が津波にのまれ、 生徒教職員合わせて三十人以上が亡くなりました。 犠牲者の中に、 福島県新地町の高校三年生男子(18歳)と、宮城県角田市の高校三年女子(18歳)も含まれていました。 二人は、交際をはじめて一週間目でした。 どうやら、最後は、二人で同じバスに乗っていたようなので、それだけが救いかも しれません。以上、漫画や小説だったらいいんですが、残念ながら事実です。 個人的には、やはり、 人が18歳くらいで亡くなる・・と、いうのは、率直に「かわいそうだな」と、思います。 それで、思い出したのが、 昔、りと様の中1の時の同級生(不良グループのリーダー)が、 ちょうど、皆が高校を卒業する頃、バイク事故で亡くなったことです。 たしか、彼は高校へは進学せず、新聞に出た職業は「調理師見習い」だったと覚えています。 その時は、りと様も若くて青かったので、「不良の因果応報」くらいにしか思っていませんでした。
彼(不良)の死から十年くらい経ったのち、 たまたま、パート先で、亡くなった彼と付き合いがありお葬式にも出たという人(二学年ほど年上の女性)と一緒になりました。 で、「彼には、将来を約束していた彼女がいて、その彼女、すごく嘆き哀しんでいたんだよ・・」と、いう話を聞いたわけです。 それを聞いた時、当時のりと様は、 十年前には感じなかった「かわいそうだったな・・」と、いう感情を覚えました。
加えて、 「不良」とはいっても、いま考えれば、 徒党を組み、乱れた服装で、集団で歩いていたから目立ったのであって、 いまの「ワル」にくらべれば、かわいいもんだった・・と、思います。 ちなみに、その不良グループの「ナンバー2」だった人物は、 亡くなった彼(リーダー)と同じく、高校へは行かずに調理師見習いになりましたが、 数年前、とある福島の温泉旅館のHPをみてたら、彼の名前が「総料理長」として出てました。(特徴ある漢字なので、間違いということはナイと思います。) ※画像は、数年前(震災前)の岩沼市付近の海岸です。遠くに新地町(福島県)の発電所がみえました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[東日本大震災の記録] カテゴリの最新記事
|