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カテゴリ:震災前の風景
今回は、2007年10月に撮影した宮城県岩沼市の海の近くの風景です。 たまたま訪れて撮影した画像ですが、 いまとなっては、消失風景となってしまいました(涙)。
画像では分かりにくいですが、海浜緑地公園も写っています。
空が綺麗ですね。。
おそらく、この松林も消失してしまったのではないかと思います。
やはり、この海浜緑地公園も津波で壊滅だそうです。こちらに画像があります
あんまり長居せずに帰った覚えがあります。
貞山掘運河。 それにしても、高台が全くないですね。。 もし、三月十一日の午後二時四十六分、この辺りを りと様が自分で車を運転して通過していたら・・と、想像すると、 逃げようもなく津波に飲まれてしまったのではないか?と、思います。 で、滞在中、 りと子が買い物帰りにダダをこね、つないでいた手を振り解いて地面に座り込み&そこにあった砂や雑草をいじりました。 りと子は、いまだに指しゃぶりをするので、 指を咥える前に、スーパーで購入した二リットル入りペットボトルの水を開け、その場で手を洗わせました。 手を洗わせた後は、除菌ティッシュで指を拭き、「汚染された砂」が口に入るのを阻止し、念のため、帰宅してからは、着ていた上下の服を脱がせて洗濯しました。 ちなみに、実家では、 大人も外出先から帰ってきたときには、家に入る前に、玄関先で服全体をブラシで払います。 りと子は実家の庭に出たそうにしていますが、用心のため、三月十一日以降は庭には出しません。 震災前から家の中にある植物の鉢も、一度庭に出したら「二度と家の中には入れられなくなる」ということです。 これでも、りと様&一家は、まだ割り切っている方だと思います。 もっと放射能に神経質になっている方、過敏になっている方々は、いっぱいいると思います。 いやはや、生きていくのは大変なことだ。。と、実感する今日この頃ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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