fujimamaのハンドメイドのフリマ店

私には祖父母が２組いたわけですが、母方の祖父母しか知りませんでした。

私達家族が昔住んでいた家は、母方の祖父母の敷地内にあって、庭を隔てて祖父母の家に遊びに行っていました。

ですから、じいちゃん＆ばあちゃんっ子だった訳です。

この、じいちゃん＆ばあちゃん、踊りや音楽が大好きで一座みたいな事をよくやっていました。

なんで、踊りの道具や、楽器も、そして着物もあったんです。

母方の祖父母の写真を、帰省中に母と二人で、あ～だこ～だと眺めながら話していました。

１枚の写真には、じいちゃんがマゲのカツラにいなせな浪人風、そして隣には美形の女形（これがまた美しいのなんのって！）

そしたら女形、じいちゃんのいとこで、男の人だったの！！

いや～～、ほんまに色気出てました。

そんな話をしていると、ある、一枚の写真に出会いました。

かな～～～り古い写真ですが、

もしかしたらこれが＝＝？？っと、母に「これって、父さんの両親？？」と聞くと、

「そうそう～！」

って、実は、私、父方の祖父母を見るのが初めてだったんです！

私がうまれるずっと前になくなっていたから、話には聞いていたものの、

昔だから写真も残っていなかったのかな？と思って、「写真ないの～？」って

聞いたこともなかったし。

それが、今目の前にあったのです。

この写真、実はね～ちょっと面白い話があって、

おじいちゃんが、おばあちゃんと結婚するのを反対されたらしく、

東京に駆け落ちして写真撮ったそうなんですよ～～～ムフフフ～～じいちゃんやるね～。

ばあちゃん、画像では良く見えないけど、本物の写真ではほんとに可愛らしくて、

じいちゃんが「結婚してくれなきゃ嫌だ！」って言ったのがわかるな～～って。

時代はいつごろだろう？

じいちゃんが１９歳だったとか。ばあちゃんはもっと若いね。

縞模様の着物、羽織も縞、半襟は花模様が見えてました。

足には、舟形の下駄っていうのかな？

綺麗に日本髪に結ってあって、素敵だな～って見とれてました。

母方のじいちゃんが明治４２年生まれで、それよりももっと前に父方のじいちゃんは生まれてるはずだから、写真の年代は大正だろうか？

明治って、何年まであったっけ？？

私は父に似ていると言われていたので、何より２人の顔を見られて、自分のルーツが今までよりわかったような気がします。