『テレビの大罪』和田秀樹
目からうろこ・・・ですね。テレビの影響力は想像以上です。だからテレビの情報をすべて無条件に受け入れることの危険性を教えてくれる本です。マスコミは政治や教育さえも変えてしまう。日本の未来や日本人の将来さえも勝手に決めてしまう。その危うさに気づくこと、うのみにしないこと、自分の頭で考えること、が大事なんですね。テレビの情報をそのまま受け入れることは、占い師の言うことをを無条件で信じてしまうことに似ているかもしれないですね。【内容情報】(「BOOK」データベースより)あなたはテレビに殺される。運よく命まで奪われなくとも、見れば見るほど心身の健康と知性が損なわれること間違いなし。「『命を大切に』報道が医療を潰す」「元ヤンキーに教育を語らせる愚」「自殺報道が自殺をつくる」─。精神科医として、教育関係者として、父親としての視点から、テレビが与える甚大な損害について縦横に考察。蔓延する「テレビ的思考」を精神分析してみれば、すべての元凶が見えてきた。